『うん。』



俺だけに向けられる笑顔が嬉しい。

殴られはしたけれど、やっぱり今日はいい日に違いない。



『お茶、入れよっか

あたし、甘いの大好きなんだ。』



また自然と繋がる手

俺は幸せいっぱいな気持ちで、侑月の部屋の扉を開けた。