ドタバタドタバタドタバタ
ドタバタドタバタドタバタ

ガチャ

「愛永!!!起きなさい!!!」

「んんぅ...まだいいじゃん」

「もう7時30分よ!!いい加減起きなさい!!」

「あと10分...」

「もうお母さんは知りませんからね!」

20分後

「んんっ...」
私は重たい体を起こして時計をみる
「7時50分...ってええええ?!」
学校が始まるまであと10分
「遅刻だあああああ!!!」
そう思って慌てて支度をして
下に降りる

「あ、愛永今起きたの」
ダイニングに行くとエプロン姿のお母さん
「まだ行ってなかったのか愛永」
椅子に座って新聞紙を広げながら
コーヒーを飲んでいるお父さん
「もうなんで起こしてくれなかったのよ!」

「起こしたわよ!何度も貴女が起きなかったの」

「ええええ、」

「あと5分で学校のチャイムなっちゃうわよ」

「あ、!」
慌てて靴を履いて玄関のドアを開けた時

「愛永!弁当!!」

「あーーーもううう!」
お母さんから弁当を貰ってダッシュで向かった