「変な服装」
近藤が無邪気に小言を言った。
遥、新八、遙の顔が真っ赤になった。
「どうしてそんな服装を?、名前はなんと言うんですか?
なんだかすごいなぁ!一緒にお茶いきましょう!景気がいいんですよ」
こんなにべらべら話す近藤を初めて見た遥だったから、動揺は隠せなかったけど
新八が懐かしむ表情を浮かべてたからそれだけで嬉しかった。
「なんて軽いんだかっちゃん。
景気よすぎだろ」
土方が呆れてる。
すごい新鮮。
「ささ、近くにお茶屋さんがあるので」
近藤に招かれて遥達はお茶屋の赤い長椅子に腰をおろした。
「お茶と団子を5人前よろしく」
近藤が店に言って、遥にキラキラした目線を向ける。
(う゛、まぶしい……)
新八がそんな遥と近藤を見て笑っていた。
遙と土方はただ団子を食べる始末。