「ほら、あんたも起きろ!」



ベシッ



「いたっ!」


「寝てる涼太が悪いんだからね♪」



こわっ



目が笑ってないから…!



「……はい。」


「じゃあ、何する?」



ん…あたしは何でもいいかも。



簡単なのがいいなぁ♪



『クレープ屋さんがいい!』


「あっ、俺もクレープ屋がいい♪」


「俺はやだ。」



何で!?



「作れねぇもん。」



あぁ。



そういうこと…。



『じゃあ接客すれば?』



今まで黙って話しをきいてた藍がいきなり提案を言い出した。