おん・・ぶ・・?
ここで?
今?



酔ってても
それはさすがにちょっと
ハズかしい・・



『でも・・・』


「早く」


久保田君は
さっとしゃがんで
両手を広げた。


『じゃあ・・お願いしまーす』


「はい、どうぞ」


『ねぇ、重いでしょ?』


「はい」


『ちょっとっ!』


バシっと背中を叩く。


「痛った・・」