『わあっ』

「うわっ。な、なにっ?!」

『う―――、危なかった!
 今、溺れるところだったっ!』

「何にっ!?」

『久保田君に』

「は?」

『いやー、危なかった』

「さっきから何言って・・
 そんなことより」

『ハイハイ、お説教はあとで。
 私、逢いたかったのよ~』