「着替えないと困るだろ?いちいち取りに行く時間がもったいないからな。ここに置いとけばいいだろ」
「…」
何言ってるの?この人…
てか、赤の他人の家に何故着替えを置いておく必要があるの?
仕事終わったら、ここに帰って来る気?
何故!???
バン!!!!
机を両手で強く叩き、勢いよく立ち上がった。
叩いた音に、流星は驚いた表情をしている。
「お…おかしいと思いますけど?!てか、ここは、私の家だし、てか…私たち赤の他人ですよね!?友達でもないですよ?!」
そんな関係性なのに、何故着替えを置く!?
「は?決まってんだろ?七海に惚れたからだよ」
「あっそうですか!惚れたから着替えを置くんですね……って……」
え?