「美音来たよ!王子!」



「あ、どどどうしよう!いきなり差し入れなんて渡したら変じゃないかな!?気持ち悪!思われないかな!」





「大丈夫大丈夫!他にもいっぱい王子様に差し入れする女、いるんだから!あんたなんて記憶にすら残らないよ!・・・ま、私くらい可愛かったら別だけどね♡」








「全然励ましになってないよ、織姫」







「はいはい、さっさと渡しに行っちゃいなさい!」





「わぁ、!」




バタバタ、





グチャ