「わり、遅くなった。」




「あ、うん、大丈夫、そんな待ってないし...」




「んで?話って何?」




「あっと、その.....」









大丈夫、大丈夫だ自分、何回も心の中で復唱してきたじゃないか、いける、大丈夫だ。









私は大きく深呼吸をして、勢いよく口にした。









「私!小学校の時からずっと、來斗のことが好き!」