「はい、ありがとうございます。でもここまで学校を引っ張ってこれたのも松村先生のご指導のおかげですよ。」


牛柄のネクタイに気を取られながら返事をした。


ふむ、なぜこいつをほめなきゃいけないのだろう。


「ふへへ、そんなに褒めても何も出ないぞ、、。あ、そうだ!」


いや、悪い予感がするぞ。これは、、。