「そうか、じゃあ奏と、梓よろしくな。体調悪かったら帰っていいからな??」
「はい、ありがとうございます。」
眞白と樹がガタッと立ち上がり、こっちに駆け寄る。
2人に肩を支えられて廊下を出る。
少し歩いて、2人は肩から手を離した。
樹の視線を感じ、樹をみると、
「永遠、任せろって。」
「これ。」
サボるのはイメージが崩れるから無理。
あとは、仮病しかない。
イメージ崩さず、尚且つ放課後を回避出来るのは。
「まぁ、いいじゃん?俺ら抜けられたんだから、ね?樹?」
いつも私を助けてくれるのは眞白。
眞白は生徒会では書記をやってて、肌が白くて華奢。お嬢様みたいな見た目だけどこの"チーム"の中でもON/OFFが激しい。
「俺」が一人称でがに股。あぐらをよくかく。
容姿からは想像も出来ない。