ふ「雷ちゃんその子どうしたの?」
雷「拾った」
ふ「雷ちゃんって人拾うの好きなの?」
雷「まさかこいつ訳アリっぽかったから連れてきた」
ふ「そっか こんにちは私は楓空あなたは?」
私は目線を合わせて挨拶をした
も「私はももか」
ふ「桃花ちゃんかよろしくね?」

雷ちゃんが拾ってきて最初は警戒されてたけど何回か会ううちに警戒心も解けてきて仲良くなったときに私の家にひっこしてきたの
それからももちゃんも倉庫に出入りしてたこともありケンカを教えてもらってよく2人で暴れてたのそしたらいつの間名前もついて最強になった

ふ「これが私の過去かな」

誰一人しゃべろうとしなかった

ふ「みんなそんな顔しないでよ」
私はできるだけ明るい声で話した
ふ「ほらみんなが暗いとももちゃんが起きないかもしれないよ?
ももちゃんはやく起きて」
み「楓空は俺と高校で会ったときすでに気付いてたのか?」
ふ「うん黙っててごめんね りょーちゃんも」
涼「その呼び方懐かしいな」
ふ「そうだね」
涼「その髪と目は本物だなきれいだ」
ふ「怖くないの私が」
み「怖いわけないだろ」
ふ「でも騙してたんだし」
み「理由があったからだろ」
ふ「ありがとでもそろそろ帰るね」
涼「なんでまだいても大丈夫だろ」
ふ「まあ居たいけど私のこと良く思ってない人もいるからね」
涼・み「「えっ?」」
ふ「雷ちゃん達帰ろ?」
雷「いいのか」
ふ「うんみーくんももちゃんが起きたら教えてくれる?」
ふ「あ、ああわかった」
ふ「りょーちゃん、許してなんて言わないけどりょーちゃんの大事な人傷つけて守れなくてごめんなさい」

それから私たちは病室から出て行った~病室~
み「お前らは楓空のことを許さないのか?」
陸「許さないわけじゃないけど頭が追い付かない」
元「俺は俺の父は四月一日財閥の下で働いてたんだ」
陸「俺の母さんも」
元「いきなり仕事しなくなって酒ばっかり飲んで母さんを困らせて」
陸「俺は父さんがいないから仕事しない代わりに遊びまわっておかしくなった」
み「それで戸惑ってたのか」
涼「ももが起きるまでにはちゃんと自分たちで整理しろそれでもわけわからなくなったら相談してこい」
~病室~