『昨日お疲れ!色々話せて楽しかった!
てかごめん、昨日紬のiPod、間違えて持って帰ってきちゃった。
今日仕事終わり届けに行ってもいい?』

飲み会翌日、バイトの昼休憩をしていたところに大志から連絡が入った。

『お疲れ様!わたしも楽しかった!
iPod、全然気付かんかった!家遠いし悪いから次のオフ会でいいよ?来週も行くよね?
それに今日22時までバイトあるし!』

『じゃあ、バイト終わる頃に合わせて行くよ!
俺、明日有給消化で休みなんだけど予定ないから遅くなっても大丈夫だし』

ちょっと強引さを感じたけど、陽佑と違って全然嫌じゃなかった。
もっと大志と話したいと思っている自分もいる。
小さいながらも、大志に恋心を抱いていたのだ。

申し訳なさを感じながらも、来てもらうことにした。