これでよかったんだ。 結局私たちは相性も悪いし、 仲なんて最悪だった。 忘れよう。 給湯室でコーヒーを淹れながら 物思いにふけった。 そもそも真希ちゃんと大宮課長が 付き合っている時点で 私には全く可能性がないのに… ガラリ… 突然給湯室のドアが開いた。