少しずつ変わってしまった
日常の中で大高との関係だけは
何も変わらなくてホッとした。

映画の話を終え、昨日ゲットした
昼間の花園5の触り部分の
素晴らしさを語り、気付けば
終電ギリギリだった。

遥希「今日はありがとう。助かった。」

最寄駅についた大高は私に頭を下げた。

青葉「こちらこそ。映画も見られたし
ビールは美味しかったし
大高の奢りだし最高だった。」

遥希「それはようございました。」

おどけて笑う大高の笑顔は
きっと…本物だと思う。

そう信じたいけど
確認せずにはいられなかった。