店員「大丈夫ですか?
大変ですね。彼女さんも。
百瀬さん、女癖悪いっすもんね。」

タオルを持ってきてくれた
若くてイケメンな店員さんは
そんな事を言いながら
笑顔でタオルを差し出してくれた。

何がどうなってるのかは分からないが
これで...良かった...のか?

タオルで顔を拭くと
店員さんにそれを返し
さっきのリキヤ似の彼の元へと戻った。

まだ少し髪が濡れた私を見て
ため息をついた。

依知「避けろよ。」

青葉「へ?」

依知「あいつが水かけてくる事くらい
想定の範囲内だろ?」