翌朝。


学校にて。



「いや、菜那?緊張しすぎじゃない?」


はい、私絶賛緊張なうでございます。



「あー、どうしようさらぁ!こ、こわい。」



決意とかかっこいいこと言ってたけど、もう怖くて怖くて…。


「ねぇ、菜那。本当に断られたら別れ話するの?私なら別れてるけど、菜那がどんだけあいつを好きか、わかってるから…これでも心配してるんだよ。」



「さら…。本当にありがとう。私ね、もう別れてもいいかなって思ってるの。今のままではダメだからね。」



「そっかぁ。…。わかった。私は菜那の意見を尊重する!ほら、今佐藤1人だから、誘ってきな。」


「うん!」




あー、緊張するねぇ。



でも、私、高木菜那、頑張っちゃいます!