どれだけ優希のことを好きでも、あっちに気持ちがないのなら辛いだけ。



「…。そっか。菜那、がんばれ!私はいつでも話聞くからね!」



「ありがとう」


なんか感動して涙が出てきちゃうよ。



私は本当に最高の友達を持ったなぁ。



これで少し気持ちが楽になったよ、さら、ありがとう。



勝負は明日。


断られたら、別れ話をする。



ゆっくり家に帰って、ベッドの上で、明日のことを考えた。



夜は肌寒くて、それが少し寂しく感じた。