大声をあげ、

この世に生をうけ、

生きる事を切望する事の喜びは、

その後すぐに憎しみに変わり、

悲しみに変わり、

苦しみに変わり、

生きる事を切望していたはずの肉体が、

滅ぶ事を望んでいる。

望んでいるのは僕であり、

望まないのも僕である。

それにまた、

憎み、悲しみ、苦しみ、

死をもってもらたされる喜びに

全て打ち消される事になるまで。