そして今日。
なぜか私の前に桐山君が現れた。
しかも私の教室に。
クラスメート、主に芽衣子の好奇の目が痛い。
「桐山君!」
「あ!夏木先輩!!」
せん...ぱい???
よく見ると桐山君は1年生を表す赤色のバッジを襟につけていた。
私は2年生を表す緑のリボン。
女子に比べて男子はよくよく見ないと分からないから見落としてたみたい。
「えっと...後輩だったんですね...」
「あ、敬語いらないですよ」
「でも...」と言うと「いいですから」と笑顔で言われた
そんな笑顔で言われたら...ねぇ?
「ほんとうにいいの?」
我ながらチョロい。チョロすぎる。
「それはそうと、桐山君、なんで私のところに?」
「あ、お礼したくて」
「お礼!?いらないのに!」
「俺の気持ちが収まりませんから。夜も寝れないんですよ?手伝ってください!」
漫画だったらズギャーーンという効果音と共に射抜かれてたであろうとびきりの笑顔を私に向ける。
「わ、わかった...ありがとう...」
やっぱりチョロい。我ながらチョロい。
「あ、あと先輩」
「ん??」
「俺と付き合ってください」
なぜか私の前に桐山君が現れた。
しかも私の教室に。
クラスメート、主に芽衣子の好奇の目が痛い。
「桐山君!」
「あ!夏木先輩!!」
せん...ぱい???
よく見ると桐山君は1年生を表す赤色のバッジを襟につけていた。
私は2年生を表す緑のリボン。
女子に比べて男子はよくよく見ないと分からないから見落としてたみたい。
「えっと...後輩だったんですね...」
「あ、敬語いらないですよ」
「でも...」と言うと「いいですから」と笑顔で言われた
そんな笑顔で言われたら...ねぇ?
「ほんとうにいいの?」
我ながらチョロい。チョロすぎる。
「それはそうと、桐山君、なんで私のところに?」
「あ、お礼したくて」
「お礼!?いらないのに!」
「俺の気持ちが収まりませんから。夜も寝れないんですよ?手伝ってください!」
漫画だったらズギャーーンという効果音と共に射抜かれてたであろうとびきりの笑顔を私に向ける。
「わ、わかった...ありがとう...」
やっぱりチョロい。我ながらチョロい。
「あ、あと先輩」
「ん??」
「俺と付き合ってください」