砂とかの掃除は明日やるとして、とりあえずゴミを無くそう。

落ちているものを拾ってゴミ袋に入れていると。



「だよな~マジだりぃつーの」

「今日ちゃんと朝から来てる俺エラくねぇ?」



ガムを食べながら校舎にやって来た3人組みの男がいた。


あれは……。

今年入ってきた1年生。


いつも校則を破り授業をサボる。

学校を荒らしている不良グループだ。


先生も手を焼いていて、注意しても聞かないから困ってるって言ってた。


彼らが来ると周りの子たちが怖がって、空気がこおりつく。


今日もまた掃除している子たちが怖がって隅っこに行ってしまった。


第2ボタンまで開けて、腰パン。
髪色も明るい金髪。


何もかも守っていない。


しかもそれだけじゃない。


「プッ」


彼らは噛んでいたガムをそのまま

クツを履きかえるところで吐きだした。