「莉は数日、住んでいた所で色々やるんだろうと思っている。扉で幸人が来ていて、莉に王様とまどかのヤイル王国の城までの護衛はどうすかの聞きに来ていたぞ。」
「なんで答えた?」
「とりあえず今晩は泊まるが護衛ルートや体制どうるかは相方に要相談したい伝えるとりあえず答えたぜ。それでいいんだろ?それから、リーダー達があの家近辺に待機しているだってよ。」
「ああ。ありがとうな。」
「お礼言うな。俺だって謝らないといけないんだ。1人で全ての業務させていて俺はなさげない。莉の姉さんのお子さんを引きとってために努力していたんだな。俺は人の気を知らずにふざけてすみませんでした。心入れ替えて働くので沢山の仕事を教えてください。お願いします。」
一之は莉に頭を深々と頭を下げてると言いました。
「本当に反省しているなら言葉ではなく行動で示せ。兵士たちに認めてもられたなら副団長の復帰と交際を考える。1度のチャンスだと思え。良いな?」
一之は顔を上げ、莉の顔を見て泣きながら何度も何度も頷いてました。
「一之、顔を何度かして来い。護衛に行くのにみっともない。大広場に行くまで何とかしとけ。早く行きなさい。」
「は、はい。失礼します。」
一之は急いで出ていくと王はため息を吐くと話し始めました。
「莉。一之には厳しくないか?一之のお母さんがお姉さんか?」
「父上。莉はいろいろと複雑な状態なのよ。」
「そうなのか?」
「ま、まどか~。余計な事を言わないでください。恥ずかしいのでおやめください。」
「ごめんね。幼馴染だから莉の事が分かってるけどみんなはあなた莉自身の事心配してるんだけと口にしないだけなのよ。理解しい事なの。莉は何か考えていてやっているんだよね?」
「・・・。心配かけてしまう事をさせてしまってすみませんでした。実は新兵の時に半年間付き合った女性がいたんですが、その女性にあること言われて振られたんだよなぁ。人間不審になりかけた頃に黒柳全団長に助けて頂いて今の地位まで努力をしたんですよね・・・。」
「元カノさんはなんで言って振られたんですか?」
「思いたし出したくないが『黒柳団長は 優しく、強くそして〜イケメンの団長はなんでできるのにあなたは新兵で虐められて、新団長にはなれない100%無理よ。また会う時はあなたの葬式かしらねぇ。2度と会うことないから、さようなら。』と言われてとこか立ち去ったな。」
「その話は知ってるわ。その話は莉だったのね。その続きがあるわ。聞いてくれる?」
「続き?」
「ええ。その女性は黒柳団長に告白をしたのよ。黒柳団長は彼女に言ったのは『私の部下を酷いこと言って降ったよな?その部下は時期団長になる男だ。』と言ったら喚き散らしていたが、『莉に悪いことしたら、1家まとめて国外追放にするから、覚悟するように』と言ったら、シュンとしてとこかに行きましたわ。莉は歴代最高の騎士団団長ですから、胸を張ってください。私を守りきった騎士団団長様。故郷であるヤイル国の城に着くまではお願いしてもらえるのかとら?」
「誰に言っておられる?みんなが認めてくれた騎士団団長だよ。責任もってやるだけです。」
「信じてるね。凄いよね。苦しい時代を生き抜いたのに騎士団団長になるなんで。」
「優しいみんなが居てくれたのと団長の指名してくれて団長の座に就いたからなら期待や職務に全うするのは当たり前だろう。半端な気持ちでやる訳にも匙を投げるわけいかないじゃないですか。」
「そうね。莉がいろいろと努力をして働いてるのに私は、国民や騎士団にも認められる姫で国を守れれる女王にならないとで努力が出来たの。莉に感謝しないとね。お互い、相談し合える仲でいてね。」
「こんなふつつかな者ですがよろしくお願いいたします。」
「こちらこそよろしくお願いいたします。莉と一之と幼なじみに慣れて、よかった。ありがとう。」
「別にいいよ。う、運命を変えてくれた子を守らなきゃいけないだろ。」
「莉。いいか?」
「はっ。何でしょうか?」
「まどかが子供の時に助けた時からずっとまどかの側にいてくれて父として感謝を繰り返しい言わせてくれ。本当にありがとうございます。こんな娘だか国と一緒に守ってください。お願いいたします。」
「お、王様。頭をお上げください。国を裏切った俺に頭を下げないでください。お願いします。」
「莉が行った行為は国のダメに相談ができずに独断で来たんだろう?」
「それもありますが、性別が変わる薬の売人捕まえた際に元の販売国があると聞いたので騎士団総出で調べるにしろまどかの婚約者のグレイ国が他の国に性別が変えろという事を言っていたからな。」
「その売人を全て信じるわけ?」
「信憑性が薄くないから騎士団を使って調査ができる訳がないし、独断で調査をしなければいけないと思ってな。」
「じゃあなぜ、まどかと一之に言わなかったんだ?」
「まどかは情報だけでは信用出来ないのと、自分の事を嘘つきと言って解雇と追放されかけない状態だと考えてましたし、一之は、ジョークと受け取れないだろうと考えてました。」
「ごめんなさい。恋の盲目って言うんですかね・・・。莉の事を気づいてあげられなくて本当に申しあけありませんでした。」
王はまどかの事を睨まれまどかの身がちっちゃくなっていた所に莉は声をかけました。
「王様も信憑性は疑ってましたか?」
「そうだな。下手に動けば両国の築いたものが崩れたな。莉。本当に助かった。ありがとう。ヤイル国でいろいろと困るだろうから、戻ったら困ったこと言いたまえ。どうにかしよう。」
「困ることは今は多いですね。騎士団団長は継続や国民が認めてくれるか、姉さんの子供の事や実家から、近く住まいを移すのと普段の生活にどうすればいいのかという感じですかね。大まかに言いますと・・・そんな感じになりますかね。ワガママすぎましたかね。」
「いや、この先の生活や聖騎士団団長としての職務について後、国民に説明はわしと共に考えよう。お子さんは莉の努力したいだ。お互いいい方向への努力をしていこではないか。いいか?」
「そこまでして下さらなくても。」
「なぁに。国に戻っても大きな事をやらないといけないことがあるんだろ?」
「?!・・・そうですねぇ。重大な責務だと考えるのが正しいかと。その務めさせでいだたきます。」
「色々と頼むよ。さあ、行こうか。」
「王と尭様。顔が知られておられるので、こちらにお着替えください。」
「出発の朝まで町の姿になていればいいのか?」
「はい。お願いできますでしょうか?」
「私にできるだろうか?」
「大丈夫です。まどかと尭様と悠人様は町の服で歩いて、別角度から調査が出来ると言っており、グレイ国で区民の暮らしを拝見をして声を聴くことで何が必要なのか不必要なのか見極められると言ってたんですよ。新王になられたとはいえ、国民に知られていますから。国民と自然に聞きたいとなればどうすればいいか良く考えないと行けないんですよね。」
「色々と配慮してくれるんで感謝している。」
「いえ。王に感謝をしなければなりません。王は俺らを2人を救い出し、今の職場を与え、ちょっとしたミスでも大目に見で気ださっった事にも感謝をしなければなりません。しかし、こんな大事になるとは思わず、大変失礼をしてしまい、自分はどんな罰ても受ける所存であります。」
「そうか、。自分は罪とししてくいるんだな?」
「はい。」
「先ほど伝えた通りの事をやればいい。いいな?」
「はっ。」
「もう、普段どうリに接してくれない?堅苦しい莉よりも、柔らかい莉がええんだけど。ダメか?」
「普段どうりですか?かわいませんが、ラフな感じすぎませんか?」
「いいや、普段どうりでいい。俺たち4人は普段どうりで気が楽だし、色々と話でも細かい情報が飛びかえるし、揉めてもその分の絆や国に対して良くなる気がするんだ。」
「確かにそうですね。莉と大喧嘩したら、見えないところまで見えて、莉との考えが見えて、考えれるようになれたわ。国に対して私たちと同じ強い思いが見れて嬉しいです。普段の言葉は私たち5人だげ普段の会話でもいいでありません?」
「はぁ、教育係の黒柳先生方が黙っていないな。」
「黒柳先生方って?」
「黒柳全団長の奥様とお子様なんだけど、奥様とお子様は、とても厳しい方なんだけど、あの親子は飴と鞭の使いの鬼一家とよられているくらい恐れておる。」
「飴のように優しいが鞭のように厳しいって事か?だとしたら、危険じゃねー?」
「そんなことは無い。」
「そんなことは無い。俺や一之は、幼少期にフォークやスプーンや箸の使い方や文字の書き方まで丁寧に時に厳しく教えてもらえて今ある 。」
「莉と一之は幼少期は、スラム街で住んでいたんですよね?どんな生活なのか知らないんですけど。」
「まどもな生活じゃねーよ。ゴミを漁り、見つけたものは手でつかんでワシ掴みで食べてたし、いい街の出店で色んなもの盗っては人がいないところで食べてた。」
「ねえ・・・私は捕まってとこかに売りさばかれかけてところを助けたでしょ?あの時は大領に盗めた日なの?」
「まぁ、そうなる。」
「なんでそんなことしたの?」
「スラム街は、何も無い場所だ。今日、食べるものがなければ明日は生きることができない世の中にいた。明日も生きたいなら、盗っては明日に繋げて生きることしか出来ぬのだ。スラム街の生きる掟だからな。生きるってどんなだったんだろう?」
「分かりやすくいえばパンとフルーツを盗って、飲水はそこら辺の下水道をこした物になる。まどかが捕まった日は飲み物も盗めたんだよ。汚いコップで飲ませてすまなかったと思う。」
「当時、スラム街は、何故にあのようなひどい状態だったの?」
「山下前々団長が法律を勝手に変えてしまったのが原因だ。」
「えっ?」
「王の相談や、会議にもせずに勝手に大通りは高値や賃金を高値にし、静かなところは少々な賃金や売り場をして、スラム街は名前どうり何も無い状態、何も回ってこないいやゴミを捨て場にしてしまおうとしたんだ。」
「そんなのおかしい。そのようなことしたら、街の均衡が崩れるわ。」
「いや、俺らが生まれた年には崩れきっていたんだ。」
「じゃあいつからおかしくなったの?」
「先輩方に確認したところ山下前々団長に就任して数週間後に少しづつ変わった。と聞きした。しかし、山下前々団長が就任して約10年くらいに黒柳前団長になった時にはめちゃくちゃ酷かったと聞きします。」
「先輩方はどの方でしょうか?」
「今は45歳になられる山口智晴さんだが、俺がいない時は各リーダーの指示を出すようにお願いしてるから、あの家付近待機しておられるでしょうな。」
「おいおい。山下前々団長の事や黒柳前団長の事を聞けるな。」
「その方は、騎士団歴長いのが?」
「はい。聞いた話では25年やってるとお聞きしております。」
「だとしたら、20歳の人に騎士団団長を任命するのは重すぎないか?」
「はい。さすがに荷が重いので、自分よりも適任がいるんではないかと思い断りました。」
「だが、騎士団団長の悪いことの命令を無視し、山下前々団長に反旗を翻した。しかし、罪を問われることも無く黒柳前団長の傍で学び今の騎士団団長に就任したんだろう?」
「山口さん。こちらにいつ頃参られたんですか?」
「いやー、堅苦しいよ。いつもどうり、話してくれぬか?莉。」
「山口さんは先輩とは言え、かないませんねー。」
「よく言うわ。反旗を翻したのは莉と黒柳前団長だけで騎士団団長に反旗を翻すことは重罪なんだが、王に山下前々団長にこのまま団長を続ければ国が滅びます。いい国にするには、黒柳前団長と莉が団長の座を着かせなければ悪くなりますと言った騎士団団長の座の絶対の約束が結ばれたんだよ。」
「そうなんですか?反旗を翻したのは山下前々団長が悪事の大元だったのは知っていたから、騎士団に入り、山下前々団長の悪事を公にした所でなんの糸口にならん事わかっていましたし、一之やまどかに知られないように殺害計画立ててましたが、思いっきり変わってしまったので驚きですし未だに殺害計画立てた俺が団長の座を続けていいのかと未だに悩んでおります。」
「しかし、手は掛けてないどころか黒柳前団長と一緒に山下前々団長を解任させた。それで終わりではないか?」
「殺害計画ではないんですが、復讐と言われても仕方がないんですが、国王陛下は幸せ平和の国を作る考えおられるにたいして、山下前々団長は国をめちゃくちゃにしてます。許される事でしょうか?許されてはいけないと考えております。王のお考えでしょうか?」
「確かに。一時的に国が荒れ、私も非難受けた身だ。莉の怒りはごもっともだ。証拠は揃っているんだろうか?」
「はい。揃ってます。いつでも行けます。」
「明日の昼間に行いたいが何がいい案があるか?」
「黒柳前団長と一緒にやっていた調査もあれば1人でやっていたのもあります。」
「1人でとこまで出来ました?」
「そうですねぇー。山下前々団長と黒柳前団長を城に来たのであれば話すことができるんですが、それまでは話す事はできません。」
「なるほど。私が山下前々団長と黒柳前団長を城に来るように話せばいい。」
「細かい打ち合わせをあの場所でしたいんですがよろしいでしょうか?」
「ああ。念入りに話すとしましょう。」
「よろしくお願いいたします。」
「さあ、仮住まいに行こうか?」
「は、はい。」
莉達は仮住まいに行く途中途中、沢山の買い物をして住居に行くと沢山リーダーの人達が来ており莉はびっくりしてると、数人が莉に気づきみんなで近寄りました。
「おお。莉団長だ。お久しぶりです噂通り女性だ。」
「女の体になったが騎士団団長を続けることになったが騎士団団長を続けてもいいか?」
「お願いします。いや、いないと困るのでお願いします。」
「よかったな。莉。俺らも俺らもお願いします。」
みんなで莉の向かって頭を下げると莉は慌てて頭を上げるように言いました。
「いや、頭を下げてお願いするのは俺です。お願いします。」
「い、いや。お願いするのは俺たちです。団長は頭を上げて下さい。」
「まあまあ、お互い必要だったって事だ。国も私たちは騎士団が信頼しているし必要だ。国一丸となって良い国にしていこう。」
騎士団は王に膝まずき忠誠を誓いをしました。
「おいおいここで忠義しなくていい。ずっと前からしてくれてたのは知っていたから、大丈夫だよ。だから頭をあげてくれ。普通にしてくれ、頼む。」
みんなは頭を上げて気を楽にすると王は莉団長の肩をポンと載せて話をはじめました。
「莉団長。まどかから聞いていた食事が気になっていたから今日は莉団長の食事を期待している。」
「凄いな。莉団長。王様からの期待のお言葉だな。期待に応えないといけないとな。」
「王様のお耳に入ると思わなかった。」
「莉の作る食事はとても美味しいんだから、楽しみにしてるわ。」
「・・・。期待に応えられるように努力をします。」
「いつも通りでいいのよ。莉はいつも通りでいいのよ。いつも通りの莉が友達として好きだよ。」
莉は顔を赤くしてそっぽを向くと皆は笑い出した時に莉はボソッと何か言うと部屋に行きました。
「待って。なんて言ったの?・・・行っちゃった。なんて言ったんだろう。」
「大丈夫だよ。まどかに向かって『ありがとう。俺も友として大好きだ。』ってよ。あいつは素直じゃない部分だけど、あいつらしいよな。」
「そんなことを言ったんだ。恥ずかしがりの部分あるよね。」
「ああ。恥ずかしくなるとボソボソと喋って終わらせるんだよ。」
「そうなんですか?兵士は、ボソボソって言われたら困るんじゃないの?」
「大丈夫ですよ。ボソッと言ってもみんなは聞き取れちゃうんですよ。」
「えっ?聞き取れちゃうんですか?どうやって聞き取れるんですか?」
「長年いると、なんで言ったが分かるのと、慣れですね。」
「私も慣れたら分かりますか?」
「出来ますよ。莉は独り言でみんなをどうすればより善い成長が出来るのだろうがと言ってたのをボソボソと言っていたのを聞き流すうちにボソボソと言ってる事が分かるようになったみたいよ。」
「幸人さんはいつからおねぇになったの?」
「あらやだぁ。まどか様。私は入団してからこの口調ですし、恋愛対象は男性なのよ。莉団長はド・ク・ベ・ツなの。」
「と。特別・・・。」
「そう特別。あの人は私を嫌うところが仲間として受け入れてくれたうえに『あなたと同じ境遇の人を助けなさい。』って言ってくださったの。だから、国や国民のだめに戦いですし、困っている人に寄り添えるような人になるダメに努力を惜しまないんです。莉団長も努力を惜しまなかったので私の優しさを武器にするのはおかしい事でしょうか?」
「おかしい事は言ってないですよ。なんといえばいいんですかね。会ったのは幼いとき以来でびっくりしてます。」
「そうですね。会ったのはまどか様が5つの時以来ですね。」
「だとしたら17年振りになりますね。」
「可愛い姫様がこんなに綺麗になられたなんでぇ。お茶とお化粧とかしたいわね。」
「いいわね。莉。出てきたと思ったら・・・って怖い顔をしないで。なんで怒ってるの?」
「なんでもない。まどか様。そこでお話をしてないで中でお茶をしたらいかがでしょうか?」
「あ、はい。一之、私はなんか悪いことをしましたか?」
「あのなあ。幸人はオネエとはいえ、中身は男だからな。」
「えっ?ええ〜と・・・危険が多いって事ですか?」
「うふふ。そういう事になるわね。莉は心配して怒ってるのよ。莉団長はどんだけ優しくいい男なのかしらね。みんなは莉団長そんな所を惚れ惚れちゃうわ〜。」
まどかは苦笑いをした後、家に入り莉が入れたお茶を飲みながら女子トークをしてました。
莉はキッチンでずっと作業所を続けているとまどかが声をかけました。
「ねえ。莉。」
「どうした?」
「ねぇ。莉は今まで苦労してきたけど、今は幸せ?」
莉はビクッとして作業をやめ、振り向きシンクのところによりかかり、とこからがタバコを出して火をつけて吸いはじめました。
「苦労してきたが今はNoだな。昔も今も苦労してきたし、この先の幸せになれるかどうかも分からないのが現実た。女の身体になってからは余計に不安しか残らん。」
「ねぇ、莉はこれからは美咲ちゃんと暮らして行く事も不安なの?」
「ああ。上手くいくか分からんからな。」
「騎士団団長として国民をいい方向へ導く者。そして悪を働く物を阻止し平和を導く者。と莉が子育てで困惑すなんで、意外すぎで驚きだわ。」
「莉団長。莉団長の事をなんで呼ばれてるか知ってますか?」
「しらないけど。」
「莉団長の事をお母ちゃんと呼ばれてるんですよ。家事も仕事のことも何でもできるし、指示も回転率も半端なく凄いから、その名で呼ばれてるんですよ。聖騎士団の仲間や暮らしている人達からもそのように呼ばれてるんですよ。」
「おいおい。いつから、俺はお母さんになった?1ヶ月で女の姿になったとは言え、だいぶ前から、お母さんって呼ばれていたか?」
「そうですねぇ。騎士団団長になって半年しないうちから、影でお母さんって呼ばれ始めてますよ。」
「暮らしでも買い物でも1人でしてたから、そのあだ名が着いたんじゃないでしょうか?」
「結局そうなるもんか?否定しねーけど、まぁ良いんじゃねーか?お母さんってあだ名は。」
「お母さんってあだ名を認めるんですね。これからもよろしくお願いします。」
「お、おう。こちらこそよろしくお願いします。」
莉は夕食を作りみんなでご飯を食べて後片付けと明日の朝食を下準備をして部屋の窓を開け、窓際の椅子に座りタバコを吹かしながら外を眺めているとドアのノックがした後にまどかと一之がお茶を持って入ってきた。
「まだ空を眺めていたのか?」
「ああ。星空が綺麗でな。それに姉貴と見た星空は未だに忘れられない。」
「ねぇ、莉。さっき、『莉は今まで苦労してきたけど、今は幸せ?』って聞いた時に後々に一之に莉のお姉さんの事が亡くなられて四十九日終わったばかりで知らずに莉に今、幸せかと無神経に聞いてごめんなさい。」
「いいんです。何も言わなかった自分が悪いんです。」
「しかし、莉の大切な家族を失ってしまった結果になってしまった。」
「騎士団団長が代々引き継いできた大技である『大百合』は悲しみや苦しみも背負う覚悟がないとできないのよ。」
「こうなる事は予測はできてたの?」
「いいや。できなかった。騎士団団長になると同じに覚悟をしないとやれない。黒柳前団長から引き継くさいにも覚悟の説明をされるんだか、騎士団に入る時に決めていた。」
「莉は茨道を歩む事をきめたの?辛すぎるわ。」
「まどかと出会った時には決めていた事なんだ。」
「じゃあ、この先や未来はどうするの?」
「隠居するまでは茨道を進む。進む以上は国の平和を守る事には変わらない。」
「隠居した場合は何をしたいの?」
「そうだなあ。ここか、自宅で静かに暮らしたいものね。」
莉は外を向き目を細めさせて未来を見つめている姿はとこか寂しくささやかな願いを願っているようだった。
「ねぇ、私達はずっと家族のように居られるのかなぁ?」
「まどかはどうしたいの?」
「えっ?」
「いや、だから、まどかはどうしたいのかって話だよ。」
「私は・・・。優斗様と国民で幸せにしたい。でも莉と一之と一緒にやらないと意味がないんです。
隠居したら、5人で静かに暮らしたいのもいいし楽しく暮らしたいのもあるの。一之。一之は、とうしたいの?」
「国をよりよい国へ発展してくことを考えてる事かな。隠居したら、子供たちと楽しく過ごしたいな。5人で静かに暮らすのも悪くない。なんかしんみりしてきちゃったから、ソファー借りるわ。」
「ずるいわ一之。莉。ベットを借りるわね。」
「おいおい、ってもう寝てるし。早い・・・。はぁ・・・。」
まどかと一之は規則正しい寝息が聞こえた頃に大きい溜息をついた後、莉はマグカップ3つ片付けに行ったら王様が立っていて何が困っていた。
「王様、何がお困りでしょうか?」
「ああ。莉。ちょうど飲み物が欲しくて。」
「いま、ご用意させて頂きます。」
「ああ。ありがとう。莉も飲みながら話さないか?」
「・・・。はい。王様と少し話したいところでした。」
「そうでしたか。飲み物を飲みながら話そうじゃないか。」
「はい。では飲み物を用意しますのでお座りになってお待ちになって下さい。」
「ああ。ありがとう。」
「いいえ。気にしないでください。しかし、王様とこの様な場所で話すのは初めてですね。」
「そうですね。莉はまどかと一之と騎士団達を面倒を見てくれてありがとう。1人で全て引き受けさせてしまうことさせたことに謝らなければいけないと考えている。」
莉は温かい飲み物を王様の前に置き、莉自身も飲み物を持ちながら、王の前の席に座りました。
「良いんです。俺の優しさがこうさせてしまったんです。しかし、後悔はしておりません。」
「そうか。隠居したら、どうするかの話を聞いてしまってな。莉は山下前々団長の裁いた後の事も考えた後どうするかは考えてるのか?」
「そうですね。まどか様と優斗様の婚約の際のパレードや、王位伝承の警備を考えをやられる間で休暇を頂き家族の事をやらないといけないと考えています。」
「たまには休暇中で温泉を入ってきたら、どうだい?1人でゆっくりと時間もないし、傷を癒しに行ったらどうだい?」
「しかし・・・。」
「なぁに。一之や騎士団達で補えば良い。不安であれば黒柳前団長に声をかけ、数日間温泉に行けば良い。どうかのぅ?」
「そうですね。落ち着きましたら、姉の忘れ形見である子供を連れて行きたいですね。」
「そうか。莉のお姉さんのお子さんは幼いんですか?」
「はい。5つになったばっかりです。」
「その・・・なんだ・・・。その子の父親はどうしてるんだい?」
「あの子の父親は・・・治安が悪い時期に襲われた際にできた子だと聞いております。その時の姉は暴行された後がありました。あの子が産まれて3つになる頃に色んな病気になり無くなりました。2年間色々と苦労しながら、家族と子育てしてきました。」
「莉の姉さんを救えなかったことに悔やんでるんですね。」
「もっと早く治安が良くしていればとか、こんな悪い治安がなければ平和な暮らしがあったのかとか、山下前々団長がめちゃくちゃにしなければ姉も含め沢山の人が死ぬことにならずに済んだのにとか考えることがあります。」
「莉自身も苦しんだ・・・だよな。でも、前に向いて歩かないと行けないといけないことくらいは理解してるはずだ。」
「はい。理解をし前に進まなければいけないのは分かっておりますが、騎士団団長を続け、5つの子を自分の子として引きとり育てる方向なのです。」
「決意はとうに決まっていたか。しかし、私が口出しをする必要がなかったな。」
「他に話があって来たのではないのではないでしょうか?」
「なぜそう思うのでしょうか?」
「山下前々団長の事を話をしに来たのではないかと思いました。」
「勘の良い人だ。しかし、山下前々団長は安々と城に来ると思わんぞ。」
「いいえ、来ます。王の呼び出しをしても来なければ強制的に王城に連れて来る事が出来ます。」
「ほう、そんな事しても大丈夫なのか?」
「逆にお聞きします。王は騎士団団長が国民の治安が脅かされる事態に陥らせ、王の期待を裏切る行為をされたらどうされますか?」
「王や国民や騎士団達の期待、功績により騎士団団長になるんだが国民の治安を脅かされる行為は全ての期待を裏切られるとかなり傷つくのと、今までの功績も関係なしに騎士団団長を外さないといけないのが心苦しい。」
「実際にヤイル国は数十年間、治安が悪く苦しい時代が黒柳前団長と俺がいい国、理想の国になるまで国民は苦しんだんです。」
「誰がそんな事をしたのは誰だ?」
「山下前々団長です。就任してすぐに治安を悪くしてます。」
「証拠は揃ってるんだよな?」
「もちろんです。相手を追い詰めるだけの材料は揃っております。各リーダーには山下前々団長が国外に出ないよう見張らせてあるのと帰国パレードのだめに帰還しております。」
「手打ちいいんだな。しかし、私は騎士団団長に任命する際に伝えたはずだが、国民の幸せと治安を守る事と国民と王である私らを裏切り行為をすればそれなりの罰が下る事を心えよと伝えたはずです。」
「はい。私の時はさらに期待と正義を最後まで貫けと言っていただきましたので、現にも心に誓いをしっかりと守り、何をすればいいのか考えやってきました。」
「莉の話は娘のまどかや各リーダーから話を聞いていた。莉はかなり良い国、私の期待以上の嬉しさだ。更なる上進を目指すように。」
「ありがたきお褒めのお言葉。更なる上進を目指す事を努力をしてまいります。」
「期待をしておる。ホットココアを入れてくれてありがとう。明日から、よろしくな。おやすみ。」
「はい。おやすみなさい。」
莉は王が部屋に入るの確認したら、莉は扉を開け確認したら小さな声を出しました。
「モヤモヤすることがあって寝れないんじゃないか?まどか。」
「うん。どこで気づいたの?」
「僅かな足音で気づいた。一之は相当寝てるから、こっちで暖かいの飲みなおそうか。」
「・・・はい。莉と2人で話したいと思っていた所なんですよ。」
「そうでしたか。時間もありますから、ゆっくりと話しましょう。」
「じゃあ座って待っていな。」
「はい。ありがとう。・・・ねえ、お父様とな何の話をしていたの?」
「帰る時の報告とある戦いの打ち合わせをしていた。」
「戦いって戦争は望んでないはずなのになんでやるの?」
「騎士団団長の規則を破った者がおるからその規則に乗っ取り処罰を下さないといけない。王様と国民のだめに執行するだけだ。」
「裏切りは誰なの?」
「国をめちゃくちゃにした山下前々団長。」
「え?山下前々団長なの?」
「何がまずい事あるのが?」
「いや、その、国をめちゃくちゃになっていたのは、山下前団長なの?」
「ああ。それなりの証拠もある。それにまどかは城から逃げてきたにはないんじゃいか?」
「何か知っているの?」
「山下前団長が小さかったまどかをみだらなことと暴力行為を受けていたからじゃないか?」
「なんで知ってるの?辛く言えなかったのに。」
「使用人が見ていたらしい。助けたかったが、山下前々団長に何をされるが分からないから助けられてあげられなかった。ごめんなさい。まどか様を守りきって欲しいお願い。って言われたよ。」
「・・・もう、山下前々団長にもう会いたくない。」
まどかは泣きながら莉に訴えてきたが、莉は冷静に立て続けに話をしてきた。
「なあ、まどか。山下前々団長をここで処罰をしなければ、まどかは街で歩くことも極秘で遊びに行くことも出来ない。・・・そのまま城の中で引きこもるのか?街のことは悠斗様と俺らでやるのか?」
「それは嫌。街で色々とやりたいけど、あの人に会うのは辛い。」
莉はまどかの頭に優しくのせ、撫でながら、話し始めた。
「まどかは、王様の後ろに立っていればいい。まどかが選んだナイト様なんだろう?騎士団団長の俺に任せなさい。」
「莉~。なんで・・・そこまでやっでくれるの?」
「俺のエゴ、復讐という怒りでまどかを守るダメに戦うだめにここまで来たんだ。たとえ、まどかに襲いかかりに来るやつ、降りそそぐ火の粉だろうがまどかの盾になるからよ、王の後ろか、横にいろよ。」
「そんな事をしたら莉の立場が無くなるし、危ない事しないて。お願い。」
まどかは立ち上がり莉のところで泣いてると莉まどかの額にデコピンをした後、ほうつえ着いてブスゥとした顔で言ってきた。
「覚悟しなければ騎士団や団長にもやってられない。まどかに会わなければスラム街でとっくに死んでいたか、売りに出されていた。だかな、まどかに出会ったことで俺と一之の人生や未来は変わった。国をいい状態に戻し、王に忠誠の誓いでさらなる国の幸せ、誰も悲しまない国にしなければ意味が無いと考えている。まどか。一之と俺に出会ってくれてありがとう。俺ら国民と一緒に自慢出来る国にしていこう。ふふふ。いつまで泣いてるんだい。」
「違う。これは嬉しいなんだから。決して悲しいわけじゃありませんからね。は、はぅ〜。」
まどかは、ころころと変わる姿を見ていて、莉は急に笑いたし、まどかはびっくりした後、優しい笑顔になりました。
「人の顔を見て、笑い出すのは失礼じゃない。」
「失敬、失敬。まどかはその様に感情をおおらかなに出せるようになったのは、良かったなと思ってるぜ。」
「莉も大笑いしだしたのは久しぶりだわ。」
「そうか?まどかと2人でこんなにしっかりした話や楽しい話をしたのも久しぶりだな。」
「確かにね。話したくなったら、声掛けていいかしら?」
「良いですよ。俺が非番だったらなおさらウェルカムですけどね。」
「なぁに私を誘ってるの?嫌だわ。」
「そう言われると話したい時に話せなくなりますよ。」
「莉たっらいもー。ふふふ。ありがとう。ゆっくりと眠れるわ。ありがとう。おやすみなさい。」
「ああ。おやすみ。・・・。やっと後片付けが終わった。・・・姉さん。あの子が許してくれるならあの子を引き取り育てるよ。それまで待っていてくれ。さてと、寝るか。」
「あの莉さん、大丈夫ですか?」
「悠人様、尭様。いかがいたしまた?」
「すみません。何が温かいものありますか?」
「ちょうどミネストローネがありますが、そちらを召し上がりますか?よ、ヨダレが出てます。」
「美味しそうです。頂きたいです。」
「今、用意しますのでお座りになってお待ちください。」
「ああ。ありがとう。ミネストローネは明日の朝食に出す予定じゃないのか?」
「確かに朝食に出す料理ですが、アレンジを加えるので沢山作ってあるんですよ。おまだせいたしました。暑いので気をつけてくださいね。」
「ああ。ありがとう。・・・。ん~。美味しい。毎日、食べても飽きない。本当にいい腕だよな。」
「そうですね。毎日、食べれないのが残念だな。たまに俺達のダメに料理を振舞って欲しいものだな。」
「兄さん。それは簡単に出来たらやって貰えますよ。」
「それもそうだな。」
「いや、できるんじゃないですか?」
「はい?」
「いや、だから、できるんじゃないですかって言ってるんです。」
「どういう事なのか教えてくれないか?」
「国の合流を深め合いで行き来し合う祭りの日を設けではどうでしょうか?同然、騎士団も王にも料理も出しますが、屋台を出すのも出店するのはどうでしょうか?」
2人は目をキラキラをしながら話を聞いてきた。
「王になる俺らにも食べれるのか?」
「そん時は私が腕を振るいましょう。祭りは親睦という名の祭りってことか?」
「はい。お互いの物産が知れますし、どちらかが困った時はもう一国が助ける。逆のパターンでもまた助け合う。それで、いい国に発展なるし喧嘩してまた仲良くなれればいいと考えますが、最初は国民同士を知り合うことからですかな。」
「なるほど、他の国が協力をし合う手をあげることになれば話し合い組むかどうか決めていけばいいのか?」
「はい。税についても議論し合うのもいいでしょう。協力をしてヤイル国とグレイ国のそれぞれの物産品を作り他にも無いものを作らないと他の国には衰えた国に見えてしまい最悪の独立国家になってしまいます。口だけでは政治はダメであり、政治も物産も資金も街行きもいい状態で話し合いに行かなければ行けません。他国の王と話される場合は頭も口も上手くなければなりません。」
「えっ、え〜と、すごいこと言ってるけど大丈夫ですか?」
「そういうことを考えた事ありますか?ないのであれば、個人レッスンしなくてはなりませんね。」
「ねえ、その経験はあるの?」
「答える必要ありません。数ヶ月で叩き込みますので覚悟お願い致します。」
「そういえば、まどか姫が言ってた『スパルタの鬼神』になると言ってたっけ?」
「す、スパルタの鬼神?」
「ああ。怠けたり、あまり無知すぎるとスパルタのダメに出てくる鬼神だと言ってた。」
「まさか、他国の協議とか国の物産とか色々と知らなさすぎたから?」
「ええ。ご理解早くて素晴らしいですわ。ノート、ペンを急いで持ってらっしゃい。戻って寝たら、ペナルティで明日から5倍の責務を課しますわよ。まどかにも手伝って貰いましょうかねぇ。」
「い、今から、急いで持ってきます。」
2人は急いでノートとペンを持ってきて座り莉の勉強が夜明けまで叩き込まれました。
「次回までに忘れたなら、ペナルティですからね。さらなる向上を願ってます。」
「は、はい。努力をしていきます。」
「さあ、はじめましょう。はじめに・・・」
朝まで国のことを勉強をして、国民のために国の発展のだめにどうすればいいのか議論をしてしまった。
「お疲れ様です。今から朝食を作りますので、少し休んで下さい。」
莉は朝食を作り始める2人は莉の料理を作る姿を見てました。
「どうしました?」
「いや、莉が作る料理を見たことがなかったなと思ってな。見ていてもいいですか?」
「ええっと。いいですよ。邪魔なところにいないでくださいね。」
「はい。失礼します。」
莉は朝食を作る姿は素早く無駄のない動き凄いと思った。
アッという間に作り上げてしまった。
「さてと。よそって仕上げに刻んだパセリを少しのせて完成。焼き立てパンも出来てる。」
「すごい。短時間でこんなに作るなんで。」
「一睡もしてないのにすごいパワフルな人だ。」
「すごくないです。夜勤明けには昼飯を作っていたくらいだしな。」
「ええ?一睡もしないでですか?大丈夫なのか?」
「夜勤業務をおこなう人は翌日の9時まで業務を行うんですよ。」
「しかし、ヤイル国に戻ってもやることが多いと聞く。大丈夫なのか?」
「お気遣いありがとうございます。これも業務だと思えばなんの問題ありませんし、山を片付ければしばしの休暇を頂く予定であります。しかも、やらないことが山積みなのは確かなのです。ただ今は、休んでられないだけなのです。」
「国に戻ってから、やることだよな。」
「はい。早く片付けないと国の国民の治安と安心できる良い国にしないといけないのと、王様に忠誠をした者としてそれ相当の期待を応えないと行けない、答えた
「なんで答えた?」
「とりあえず今晩は泊まるが護衛ルートや体制どうるかは相方に要相談したい伝えるとりあえず答えたぜ。それでいいんだろ?それから、リーダー達があの家近辺に待機しているだってよ。」
「ああ。ありがとうな。」
「お礼言うな。俺だって謝らないといけないんだ。1人で全ての業務させていて俺はなさげない。莉の姉さんのお子さんを引きとってために努力していたんだな。俺は人の気を知らずにふざけてすみませんでした。心入れ替えて働くので沢山の仕事を教えてください。お願いします。」
一之は莉に頭を深々と頭を下げてると言いました。
「本当に反省しているなら言葉ではなく行動で示せ。兵士たちに認めてもられたなら副団長の復帰と交際を考える。1度のチャンスだと思え。良いな?」
一之は顔を上げ、莉の顔を見て泣きながら何度も何度も頷いてました。
「一之、顔を何度かして来い。護衛に行くのにみっともない。大広場に行くまで何とかしとけ。早く行きなさい。」
「は、はい。失礼します。」
一之は急いで出ていくと王はため息を吐くと話し始めました。
「莉。一之には厳しくないか?一之のお母さんがお姉さんか?」
「父上。莉はいろいろと複雑な状態なのよ。」
「そうなのか?」
「ま、まどか~。余計な事を言わないでください。恥ずかしいのでおやめください。」
「ごめんね。幼馴染だから莉の事が分かってるけどみんなはあなた莉自身の事心配してるんだけと口にしないだけなのよ。理解しい事なの。莉は何か考えていてやっているんだよね?」
「・・・。心配かけてしまう事をさせてしまってすみませんでした。実は新兵の時に半年間付き合った女性がいたんですが、その女性にあること言われて振られたんだよなぁ。人間不審になりかけた頃に黒柳全団長に助けて頂いて今の地位まで努力をしたんですよね・・・。」
「元カノさんはなんで言って振られたんですか?」
「思いたし出したくないが『黒柳団長は 優しく、強くそして〜イケメンの団長はなんでできるのにあなたは新兵で虐められて、新団長にはなれない100%無理よ。また会う時はあなたの葬式かしらねぇ。2度と会うことないから、さようなら。』と言われてとこか立ち去ったな。」
「その話は知ってるわ。その話は莉だったのね。その続きがあるわ。聞いてくれる?」
「続き?」
「ええ。その女性は黒柳団長に告白をしたのよ。黒柳団長は彼女に言ったのは『私の部下を酷いこと言って降ったよな?その部下は時期団長になる男だ。』と言ったら喚き散らしていたが、『莉に悪いことしたら、1家まとめて国外追放にするから、覚悟するように』と言ったら、シュンとしてとこかに行きましたわ。莉は歴代最高の騎士団団長ですから、胸を張ってください。私を守りきった騎士団団長様。故郷であるヤイル国の城に着くまではお願いしてもらえるのかとら?」
「誰に言っておられる?みんなが認めてくれた騎士団団長だよ。責任もってやるだけです。」
「信じてるね。凄いよね。苦しい時代を生き抜いたのに騎士団団長になるなんで。」
「優しいみんなが居てくれたのと団長の指名してくれて団長の座に就いたからなら期待や職務に全うするのは当たり前だろう。半端な気持ちでやる訳にも匙を投げるわけいかないじゃないですか。」
「そうね。莉がいろいろと努力をして働いてるのに私は、国民や騎士団にも認められる姫で国を守れれる女王にならないとで努力が出来たの。莉に感謝しないとね。お互い、相談し合える仲でいてね。」
「こんなふつつかな者ですがよろしくお願いいたします。」
「こちらこそよろしくお願いいたします。莉と一之と幼なじみに慣れて、よかった。ありがとう。」
「別にいいよ。う、運命を変えてくれた子を守らなきゃいけないだろ。」
「莉。いいか?」
「はっ。何でしょうか?」
「まどかが子供の時に助けた時からずっとまどかの側にいてくれて父として感謝を繰り返しい言わせてくれ。本当にありがとうございます。こんな娘だか国と一緒に守ってください。お願いいたします。」
「お、王様。頭をお上げください。国を裏切った俺に頭を下げないでください。お願いします。」
「莉が行った行為は国のダメに相談ができずに独断で来たんだろう?」
「それもありますが、性別が変わる薬の売人捕まえた際に元の販売国があると聞いたので騎士団総出で調べるにしろまどかの婚約者のグレイ国が他の国に性別が変えろという事を言っていたからな。」
「その売人を全て信じるわけ?」
「信憑性が薄くないから騎士団を使って調査ができる訳がないし、独断で調査をしなければいけないと思ってな。」
「じゃあなぜ、まどかと一之に言わなかったんだ?」
「まどかは情報だけでは信用出来ないのと、自分の事を嘘つきと言って解雇と追放されかけない状態だと考えてましたし、一之は、ジョークと受け取れないだろうと考えてました。」
「ごめんなさい。恋の盲目って言うんですかね・・・。莉の事を気づいてあげられなくて本当に申しあけありませんでした。」
王はまどかの事を睨まれまどかの身がちっちゃくなっていた所に莉は声をかけました。
「王様も信憑性は疑ってましたか?」
「そうだな。下手に動けば両国の築いたものが崩れたな。莉。本当に助かった。ありがとう。ヤイル国でいろいろと困るだろうから、戻ったら困ったこと言いたまえ。どうにかしよう。」
「困ることは今は多いですね。騎士団団長は継続や国民が認めてくれるか、姉さんの子供の事や実家から、近く住まいを移すのと普段の生活にどうすればいいのかという感じですかね。大まかに言いますと・・・そんな感じになりますかね。ワガママすぎましたかね。」
「いや、この先の生活や聖騎士団団長としての職務について後、国民に説明はわしと共に考えよう。お子さんは莉の努力したいだ。お互いいい方向への努力をしていこではないか。いいか?」
「そこまでして下さらなくても。」
「なぁに。国に戻っても大きな事をやらないといけないことがあるんだろ?」
「?!・・・そうですねぇ。重大な責務だと考えるのが正しいかと。その務めさせでいだたきます。」
「色々と頼むよ。さあ、行こうか。」
「王と尭様。顔が知られておられるので、こちらにお着替えください。」
「出発の朝まで町の姿になていればいいのか?」
「はい。お願いできますでしょうか?」
「私にできるだろうか?」
「大丈夫です。まどかと尭様と悠人様は町の服で歩いて、別角度から調査が出来ると言っており、グレイ国で区民の暮らしを拝見をして声を聴くことで何が必要なのか不必要なのか見極められると言ってたんですよ。新王になられたとはいえ、国民に知られていますから。国民と自然に聞きたいとなればどうすればいいか良く考えないと行けないんですよね。」
「色々と配慮してくれるんで感謝している。」
「いえ。王に感謝をしなければなりません。王は俺らを2人を救い出し、今の職場を与え、ちょっとしたミスでも大目に見で気ださっった事にも感謝をしなければなりません。しかし、こんな大事になるとは思わず、大変失礼をしてしまい、自分はどんな罰ても受ける所存であります。」
「そうか、。自分は罪とししてくいるんだな?」
「はい。」
「先ほど伝えた通りの事をやればいい。いいな?」
「はっ。」
「もう、普段どうリに接してくれない?堅苦しい莉よりも、柔らかい莉がええんだけど。ダメか?」
「普段どうりですか?かわいませんが、ラフな感じすぎませんか?」
「いいや、普段どうりでいい。俺たち4人は普段どうりで気が楽だし、色々と話でも細かい情報が飛びかえるし、揉めてもその分の絆や国に対して良くなる気がするんだ。」
「確かにそうですね。莉と大喧嘩したら、見えないところまで見えて、莉との考えが見えて、考えれるようになれたわ。国に対して私たちと同じ強い思いが見れて嬉しいです。普段の言葉は私たち5人だげ普段の会話でもいいでありません?」
「はぁ、教育係の黒柳先生方が黙っていないな。」
「黒柳先生方って?」
「黒柳全団長の奥様とお子様なんだけど、奥様とお子様は、とても厳しい方なんだけど、あの親子は飴と鞭の使いの鬼一家とよられているくらい恐れておる。」
「飴のように優しいが鞭のように厳しいって事か?だとしたら、危険じゃねー?」
「そんなことは無い。」
「そんなことは無い。俺や一之は、幼少期にフォークやスプーンや箸の使い方や文字の書き方まで丁寧に時に厳しく教えてもらえて今ある 。」
「莉と一之は幼少期は、スラム街で住んでいたんですよね?どんな生活なのか知らないんですけど。」
「まどもな生活じゃねーよ。ゴミを漁り、見つけたものは手でつかんでワシ掴みで食べてたし、いい街の出店で色んなもの盗っては人がいないところで食べてた。」
「ねえ・・・私は捕まってとこかに売りさばかれかけてところを助けたでしょ?あの時は大領に盗めた日なの?」
「まぁ、そうなる。」
「なんでそんなことしたの?」
「スラム街は、何も無い場所だ。今日、食べるものがなければ明日は生きることができない世の中にいた。明日も生きたいなら、盗っては明日に繋げて生きることしか出来ぬのだ。スラム街の生きる掟だからな。生きるってどんなだったんだろう?」
「分かりやすくいえばパンとフルーツを盗って、飲水はそこら辺の下水道をこした物になる。まどかが捕まった日は飲み物も盗めたんだよ。汚いコップで飲ませてすまなかったと思う。」
「当時、スラム街は、何故にあのようなひどい状態だったの?」
「山下前々団長が法律を勝手に変えてしまったのが原因だ。」
「えっ?」
「王の相談や、会議にもせずに勝手に大通りは高値や賃金を高値にし、静かなところは少々な賃金や売り場をして、スラム街は名前どうり何も無い状態、何も回ってこないいやゴミを捨て場にしてしまおうとしたんだ。」
「そんなのおかしい。そのようなことしたら、街の均衡が崩れるわ。」
「いや、俺らが生まれた年には崩れきっていたんだ。」
「じゃあいつからおかしくなったの?」
「先輩方に確認したところ山下前々団長に就任して数週間後に少しづつ変わった。と聞きした。しかし、山下前々団長が就任して約10年くらいに黒柳前団長になった時にはめちゃくちゃ酷かったと聞きします。」
「先輩方はどの方でしょうか?」
「今は45歳になられる山口智晴さんだが、俺がいない時は各リーダーの指示を出すようにお願いしてるから、あの家付近待機しておられるでしょうな。」
「おいおい。山下前々団長の事や黒柳前団長の事を聞けるな。」
「その方は、騎士団歴長いのが?」
「はい。聞いた話では25年やってるとお聞きしております。」
「だとしたら、20歳の人に騎士団団長を任命するのは重すぎないか?」
「はい。さすがに荷が重いので、自分よりも適任がいるんではないかと思い断りました。」
「だが、騎士団団長の悪いことの命令を無視し、山下前々団長に反旗を翻した。しかし、罪を問われることも無く黒柳前団長の傍で学び今の騎士団団長に就任したんだろう?」
「山口さん。こちらにいつ頃参られたんですか?」
「いやー、堅苦しいよ。いつもどうり、話してくれぬか?莉。」
「山口さんは先輩とは言え、かないませんねー。」
「よく言うわ。反旗を翻したのは莉と黒柳前団長だけで騎士団団長に反旗を翻すことは重罪なんだが、王に山下前々団長にこのまま団長を続ければ国が滅びます。いい国にするには、黒柳前団長と莉が団長の座を着かせなければ悪くなりますと言った騎士団団長の座の絶対の約束が結ばれたんだよ。」
「そうなんですか?反旗を翻したのは山下前々団長が悪事の大元だったのは知っていたから、騎士団に入り、山下前々団長の悪事を公にした所でなんの糸口にならん事わかっていましたし、一之やまどかに知られないように殺害計画立ててましたが、思いっきり変わってしまったので驚きですし未だに殺害計画立てた俺が団長の座を続けていいのかと未だに悩んでおります。」
「しかし、手は掛けてないどころか黒柳前団長と一緒に山下前々団長を解任させた。それで終わりではないか?」
「殺害計画ではないんですが、復讐と言われても仕方がないんですが、国王陛下は幸せ平和の国を作る考えおられるにたいして、山下前々団長は国をめちゃくちゃにしてます。許される事でしょうか?許されてはいけないと考えております。王のお考えでしょうか?」
「確かに。一時的に国が荒れ、私も非難受けた身だ。莉の怒りはごもっともだ。証拠は揃っているんだろうか?」
「はい。揃ってます。いつでも行けます。」
「明日の昼間に行いたいが何がいい案があるか?」
「黒柳前団長と一緒にやっていた調査もあれば1人でやっていたのもあります。」
「1人でとこまで出来ました?」
「そうですねぇー。山下前々団長と黒柳前団長を城に来たのであれば話すことができるんですが、それまでは話す事はできません。」
「なるほど。私が山下前々団長と黒柳前団長を城に来るように話せばいい。」
「細かい打ち合わせをあの場所でしたいんですがよろしいでしょうか?」
「ああ。念入りに話すとしましょう。」
「よろしくお願いいたします。」
「さあ、仮住まいに行こうか?」
「は、はい。」
莉達は仮住まいに行く途中途中、沢山の買い物をして住居に行くと沢山リーダーの人達が来ており莉はびっくりしてると、数人が莉に気づきみんなで近寄りました。
「おお。莉団長だ。お久しぶりです噂通り女性だ。」
「女の体になったが騎士団団長を続けることになったが騎士団団長を続けてもいいか?」
「お願いします。いや、いないと困るのでお願いします。」
「よかったな。莉。俺らも俺らもお願いします。」
みんなで莉の向かって頭を下げると莉は慌てて頭を上げるように言いました。
「いや、頭を下げてお願いするのは俺です。お願いします。」
「い、いや。お願いするのは俺たちです。団長は頭を上げて下さい。」
「まあまあ、お互い必要だったって事だ。国も私たちは騎士団が信頼しているし必要だ。国一丸となって良い国にしていこう。」
騎士団は王に膝まずき忠誠を誓いをしました。
「おいおいここで忠義しなくていい。ずっと前からしてくれてたのは知っていたから、大丈夫だよ。だから頭をあげてくれ。普通にしてくれ、頼む。」
みんなは頭を上げて気を楽にすると王は莉団長の肩をポンと載せて話をはじめました。
「莉団長。まどかから聞いていた食事が気になっていたから今日は莉団長の食事を期待している。」
「凄いな。莉団長。王様からの期待のお言葉だな。期待に応えないといけないとな。」
「王様のお耳に入ると思わなかった。」
「莉の作る食事はとても美味しいんだから、楽しみにしてるわ。」
「・・・。期待に応えられるように努力をします。」
「いつも通りでいいのよ。莉はいつも通りでいいのよ。いつも通りの莉が友達として好きだよ。」
莉は顔を赤くしてそっぽを向くと皆は笑い出した時に莉はボソッと何か言うと部屋に行きました。
「待って。なんて言ったの?・・・行っちゃった。なんて言ったんだろう。」
「大丈夫だよ。まどかに向かって『ありがとう。俺も友として大好きだ。』ってよ。あいつは素直じゃない部分だけど、あいつらしいよな。」
「そんなことを言ったんだ。恥ずかしがりの部分あるよね。」
「ああ。恥ずかしくなるとボソボソと喋って終わらせるんだよ。」
「そうなんですか?兵士は、ボソボソって言われたら困るんじゃないの?」
「大丈夫ですよ。ボソッと言ってもみんなは聞き取れちゃうんですよ。」
「えっ?聞き取れちゃうんですか?どうやって聞き取れるんですか?」
「長年いると、なんで言ったが分かるのと、慣れですね。」
「私も慣れたら分かりますか?」
「出来ますよ。莉は独り言でみんなをどうすればより善い成長が出来るのだろうがと言ってたのをボソボソと言っていたのを聞き流すうちにボソボソと言ってる事が分かるようになったみたいよ。」
「幸人さんはいつからおねぇになったの?」
「あらやだぁ。まどか様。私は入団してからこの口調ですし、恋愛対象は男性なのよ。莉団長はド・ク・ベ・ツなの。」
「と。特別・・・。」
「そう特別。あの人は私を嫌うところが仲間として受け入れてくれたうえに『あなたと同じ境遇の人を助けなさい。』って言ってくださったの。だから、国や国民のだめに戦いですし、困っている人に寄り添えるような人になるダメに努力を惜しまないんです。莉団長も努力を惜しまなかったので私の優しさを武器にするのはおかしい事でしょうか?」
「おかしい事は言ってないですよ。なんといえばいいんですかね。会ったのは幼いとき以来でびっくりしてます。」
「そうですね。会ったのはまどか様が5つの時以来ですね。」
「だとしたら17年振りになりますね。」
「可愛い姫様がこんなに綺麗になられたなんでぇ。お茶とお化粧とかしたいわね。」
「いいわね。莉。出てきたと思ったら・・・って怖い顔をしないで。なんで怒ってるの?」
「なんでもない。まどか様。そこでお話をしてないで中でお茶をしたらいかがでしょうか?」
「あ、はい。一之、私はなんか悪いことをしましたか?」
「あのなあ。幸人はオネエとはいえ、中身は男だからな。」
「えっ?ええ〜と・・・危険が多いって事ですか?」
「うふふ。そういう事になるわね。莉は心配して怒ってるのよ。莉団長はどんだけ優しくいい男なのかしらね。みんなは莉団長そんな所を惚れ惚れちゃうわ〜。」
まどかは苦笑いをした後、家に入り莉が入れたお茶を飲みながら女子トークをしてました。
莉はキッチンでずっと作業所を続けているとまどかが声をかけました。
「ねえ。莉。」
「どうした?」
「ねぇ。莉は今まで苦労してきたけど、今は幸せ?」
莉はビクッとして作業をやめ、振り向きシンクのところによりかかり、とこからがタバコを出して火をつけて吸いはじめました。
「苦労してきたが今はNoだな。昔も今も苦労してきたし、この先の幸せになれるかどうかも分からないのが現実た。女の身体になってからは余計に不安しか残らん。」
「ねぇ、莉はこれからは美咲ちゃんと暮らして行く事も不安なの?」
「ああ。上手くいくか分からんからな。」
「騎士団団長として国民をいい方向へ導く者。そして悪を働く物を阻止し平和を導く者。と莉が子育てで困惑すなんで、意外すぎで驚きだわ。」
「莉団長。莉団長の事をなんで呼ばれてるか知ってますか?」
「しらないけど。」
「莉団長の事をお母ちゃんと呼ばれてるんですよ。家事も仕事のことも何でもできるし、指示も回転率も半端なく凄いから、その名で呼ばれてるんですよ。聖騎士団の仲間や暮らしている人達からもそのように呼ばれてるんですよ。」
「おいおい。いつから、俺はお母さんになった?1ヶ月で女の姿になったとは言え、だいぶ前から、お母さんって呼ばれていたか?」
「そうですねぇ。騎士団団長になって半年しないうちから、影でお母さんって呼ばれ始めてますよ。」
「暮らしでも買い物でも1人でしてたから、そのあだ名が着いたんじゃないでしょうか?」
「結局そうなるもんか?否定しねーけど、まぁ良いんじゃねーか?お母さんってあだ名は。」
「お母さんってあだ名を認めるんですね。これからもよろしくお願いします。」
「お、おう。こちらこそよろしくお願いします。」
莉は夕食を作りみんなでご飯を食べて後片付けと明日の朝食を下準備をして部屋の窓を開け、窓際の椅子に座りタバコを吹かしながら外を眺めているとドアのノックがした後にまどかと一之がお茶を持って入ってきた。
「まだ空を眺めていたのか?」
「ああ。星空が綺麗でな。それに姉貴と見た星空は未だに忘れられない。」
「ねぇ、莉。さっき、『莉は今まで苦労してきたけど、今は幸せ?』って聞いた時に後々に一之に莉のお姉さんの事が亡くなられて四十九日終わったばかりで知らずに莉に今、幸せかと無神経に聞いてごめんなさい。」
「いいんです。何も言わなかった自分が悪いんです。」
「しかし、莉の大切な家族を失ってしまった結果になってしまった。」
「騎士団団長が代々引き継いできた大技である『大百合』は悲しみや苦しみも背負う覚悟がないとできないのよ。」
「こうなる事は予測はできてたの?」
「いいや。できなかった。騎士団団長になると同じに覚悟をしないとやれない。黒柳前団長から引き継くさいにも覚悟の説明をされるんだか、騎士団に入る時に決めていた。」
「莉は茨道を歩む事をきめたの?辛すぎるわ。」
「まどかと出会った時には決めていた事なんだ。」
「じゃあ、この先や未来はどうするの?」
「隠居するまでは茨道を進む。進む以上は国の平和を守る事には変わらない。」
「隠居した場合は何をしたいの?」
「そうだなあ。ここか、自宅で静かに暮らしたいものね。」
莉は外を向き目を細めさせて未来を見つめている姿はとこか寂しくささやかな願いを願っているようだった。
「ねぇ、私達はずっと家族のように居られるのかなぁ?」
「まどかはどうしたいの?」
「えっ?」
「いや、だから、まどかはどうしたいのかって話だよ。」
「私は・・・。優斗様と国民で幸せにしたい。でも莉と一之と一緒にやらないと意味がないんです。
隠居したら、5人で静かに暮らしたいのもいいし楽しく暮らしたいのもあるの。一之。一之は、とうしたいの?」
「国をよりよい国へ発展してくことを考えてる事かな。隠居したら、子供たちと楽しく過ごしたいな。5人で静かに暮らすのも悪くない。なんかしんみりしてきちゃったから、ソファー借りるわ。」
「ずるいわ一之。莉。ベットを借りるわね。」
「おいおい、ってもう寝てるし。早い・・・。はぁ・・・。」
まどかと一之は規則正しい寝息が聞こえた頃に大きい溜息をついた後、莉はマグカップ3つ片付けに行ったら王様が立っていて何が困っていた。
「王様、何がお困りでしょうか?」
「ああ。莉。ちょうど飲み物が欲しくて。」
「いま、ご用意させて頂きます。」
「ああ。ありがとう。莉も飲みながら話さないか?」
「・・・。はい。王様と少し話したいところでした。」
「そうでしたか。飲み物を飲みながら話そうじゃないか。」
「はい。では飲み物を用意しますのでお座りになってお待ちになって下さい。」
「ああ。ありがとう。」
「いいえ。気にしないでください。しかし、王様とこの様な場所で話すのは初めてですね。」
「そうですね。莉はまどかと一之と騎士団達を面倒を見てくれてありがとう。1人で全て引き受けさせてしまうことさせたことに謝らなければいけないと考えている。」
莉は温かい飲み物を王様の前に置き、莉自身も飲み物を持ちながら、王の前の席に座りました。
「良いんです。俺の優しさがこうさせてしまったんです。しかし、後悔はしておりません。」
「そうか。隠居したら、どうするかの話を聞いてしまってな。莉は山下前々団長の裁いた後の事も考えた後どうするかは考えてるのか?」
「そうですね。まどか様と優斗様の婚約の際のパレードや、王位伝承の警備を考えをやられる間で休暇を頂き家族の事をやらないといけないと考えています。」
「たまには休暇中で温泉を入ってきたら、どうだい?1人でゆっくりと時間もないし、傷を癒しに行ったらどうだい?」
「しかし・・・。」
「なぁに。一之や騎士団達で補えば良い。不安であれば黒柳前団長に声をかけ、数日間温泉に行けば良い。どうかのぅ?」
「そうですね。落ち着きましたら、姉の忘れ形見である子供を連れて行きたいですね。」
「そうか。莉のお姉さんのお子さんは幼いんですか?」
「はい。5つになったばっかりです。」
「その・・・なんだ・・・。その子の父親はどうしてるんだい?」
「あの子の父親は・・・治安が悪い時期に襲われた際にできた子だと聞いております。その時の姉は暴行された後がありました。あの子が産まれて3つになる頃に色んな病気になり無くなりました。2年間色々と苦労しながら、家族と子育てしてきました。」
「莉の姉さんを救えなかったことに悔やんでるんですね。」
「もっと早く治安が良くしていればとか、こんな悪い治安がなければ平和な暮らしがあったのかとか、山下前々団長がめちゃくちゃにしなければ姉も含め沢山の人が死ぬことにならずに済んだのにとか考えることがあります。」
「莉自身も苦しんだ・・・だよな。でも、前に向いて歩かないと行けないといけないことくらいは理解してるはずだ。」
「はい。理解をし前に進まなければいけないのは分かっておりますが、騎士団団長を続け、5つの子を自分の子として引きとり育てる方向なのです。」
「決意はとうに決まっていたか。しかし、私が口出しをする必要がなかったな。」
「他に話があって来たのではないのではないでしょうか?」
「なぜそう思うのでしょうか?」
「山下前々団長の事を話をしに来たのではないかと思いました。」
「勘の良い人だ。しかし、山下前々団長は安々と城に来ると思わんぞ。」
「いいえ、来ます。王の呼び出しをしても来なければ強制的に王城に連れて来る事が出来ます。」
「ほう、そんな事しても大丈夫なのか?」
「逆にお聞きします。王は騎士団団長が国民の治安が脅かされる事態に陥らせ、王の期待を裏切る行為をされたらどうされますか?」
「王や国民や騎士団達の期待、功績により騎士団団長になるんだが国民の治安を脅かされる行為は全ての期待を裏切られるとかなり傷つくのと、今までの功績も関係なしに騎士団団長を外さないといけないのが心苦しい。」
「実際にヤイル国は数十年間、治安が悪く苦しい時代が黒柳前団長と俺がいい国、理想の国になるまで国民は苦しんだんです。」
「誰がそんな事をしたのは誰だ?」
「山下前々団長です。就任してすぐに治安を悪くしてます。」
「証拠は揃ってるんだよな?」
「もちろんです。相手を追い詰めるだけの材料は揃っております。各リーダーには山下前々団長が国外に出ないよう見張らせてあるのと帰国パレードのだめに帰還しております。」
「手打ちいいんだな。しかし、私は騎士団団長に任命する際に伝えたはずだが、国民の幸せと治安を守る事と国民と王である私らを裏切り行為をすればそれなりの罰が下る事を心えよと伝えたはずです。」
「はい。私の時はさらに期待と正義を最後まで貫けと言っていただきましたので、現にも心に誓いをしっかりと守り、何をすればいいのか考えやってきました。」
「莉の話は娘のまどかや各リーダーから話を聞いていた。莉はかなり良い国、私の期待以上の嬉しさだ。更なる上進を目指すように。」
「ありがたきお褒めのお言葉。更なる上進を目指す事を努力をしてまいります。」
「期待をしておる。ホットココアを入れてくれてありがとう。明日から、よろしくな。おやすみ。」
「はい。おやすみなさい。」
莉は王が部屋に入るの確認したら、莉は扉を開け確認したら小さな声を出しました。
「モヤモヤすることがあって寝れないんじゃないか?まどか。」
「うん。どこで気づいたの?」
「僅かな足音で気づいた。一之は相当寝てるから、こっちで暖かいの飲みなおそうか。」
「・・・はい。莉と2人で話したいと思っていた所なんですよ。」
「そうでしたか。時間もありますから、ゆっくりと話しましょう。」
「じゃあ座って待っていな。」
「はい。ありがとう。・・・ねえ、お父様とな何の話をしていたの?」
「帰る時の報告とある戦いの打ち合わせをしていた。」
「戦いって戦争は望んでないはずなのになんでやるの?」
「騎士団団長の規則を破った者がおるからその規則に乗っ取り処罰を下さないといけない。王様と国民のだめに執行するだけだ。」
「裏切りは誰なの?」
「国をめちゃくちゃにした山下前々団長。」
「え?山下前々団長なの?」
「何がまずい事あるのが?」
「いや、その、国をめちゃくちゃになっていたのは、山下前団長なの?」
「ああ。それなりの証拠もある。それにまどかは城から逃げてきたにはないんじゃいか?」
「何か知っているの?」
「山下前団長が小さかったまどかをみだらなことと暴力行為を受けていたからじゃないか?」
「なんで知ってるの?辛く言えなかったのに。」
「使用人が見ていたらしい。助けたかったが、山下前々団長に何をされるが分からないから助けられてあげられなかった。ごめんなさい。まどか様を守りきって欲しいお願い。って言われたよ。」
「・・・もう、山下前々団長にもう会いたくない。」
まどかは泣きながら莉に訴えてきたが、莉は冷静に立て続けに話をしてきた。
「なあ、まどか。山下前々団長をここで処罰をしなければ、まどかは街で歩くことも極秘で遊びに行くことも出来ない。・・・そのまま城の中で引きこもるのか?街のことは悠斗様と俺らでやるのか?」
「それは嫌。街で色々とやりたいけど、あの人に会うのは辛い。」
莉はまどかの頭に優しくのせ、撫でながら、話し始めた。
「まどかは、王様の後ろに立っていればいい。まどかが選んだナイト様なんだろう?騎士団団長の俺に任せなさい。」
「莉~。なんで・・・そこまでやっでくれるの?」
「俺のエゴ、復讐という怒りでまどかを守るダメに戦うだめにここまで来たんだ。たとえ、まどかに襲いかかりに来るやつ、降りそそぐ火の粉だろうがまどかの盾になるからよ、王の後ろか、横にいろよ。」
「そんな事をしたら莉の立場が無くなるし、危ない事しないて。お願い。」
まどかは立ち上がり莉のところで泣いてると莉まどかの額にデコピンをした後、ほうつえ着いてブスゥとした顔で言ってきた。
「覚悟しなければ騎士団や団長にもやってられない。まどかに会わなければスラム街でとっくに死んでいたか、売りに出されていた。だかな、まどかに出会ったことで俺と一之の人生や未来は変わった。国をいい状態に戻し、王に忠誠の誓いでさらなる国の幸せ、誰も悲しまない国にしなければ意味が無いと考えている。まどか。一之と俺に出会ってくれてありがとう。俺ら国民と一緒に自慢出来る国にしていこう。ふふふ。いつまで泣いてるんだい。」
「違う。これは嬉しいなんだから。決して悲しいわけじゃありませんからね。は、はぅ〜。」
まどかは、ころころと変わる姿を見ていて、莉は急に笑いたし、まどかはびっくりした後、優しい笑顔になりました。
「人の顔を見て、笑い出すのは失礼じゃない。」
「失敬、失敬。まどかはその様に感情をおおらかなに出せるようになったのは、良かったなと思ってるぜ。」
「莉も大笑いしだしたのは久しぶりだわ。」
「そうか?まどかと2人でこんなにしっかりした話や楽しい話をしたのも久しぶりだな。」
「確かにね。話したくなったら、声掛けていいかしら?」
「良いですよ。俺が非番だったらなおさらウェルカムですけどね。」
「なぁに私を誘ってるの?嫌だわ。」
「そう言われると話したい時に話せなくなりますよ。」
「莉たっらいもー。ふふふ。ありがとう。ゆっくりと眠れるわ。ありがとう。おやすみなさい。」
「ああ。おやすみ。・・・。やっと後片付けが終わった。・・・姉さん。あの子が許してくれるならあの子を引き取り育てるよ。それまで待っていてくれ。さてと、寝るか。」
「あの莉さん、大丈夫ですか?」
「悠人様、尭様。いかがいたしまた?」
「すみません。何が温かいものありますか?」
「ちょうどミネストローネがありますが、そちらを召し上がりますか?よ、ヨダレが出てます。」
「美味しそうです。頂きたいです。」
「今、用意しますのでお座りになってお待ちください。」
「ああ。ありがとう。ミネストローネは明日の朝食に出す予定じゃないのか?」
「確かに朝食に出す料理ですが、アレンジを加えるので沢山作ってあるんですよ。おまだせいたしました。暑いので気をつけてくださいね。」
「ああ。ありがとう。・・・。ん~。美味しい。毎日、食べても飽きない。本当にいい腕だよな。」
「そうですね。毎日、食べれないのが残念だな。たまに俺達のダメに料理を振舞って欲しいものだな。」
「兄さん。それは簡単に出来たらやって貰えますよ。」
「それもそうだな。」
「いや、できるんじゃないですか?」
「はい?」
「いや、だから、できるんじゃないですかって言ってるんです。」
「どういう事なのか教えてくれないか?」
「国の合流を深め合いで行き来し合う祭りの日を設けではどうでしょうか?同然、騎士団も王にも料理も出しますが、屋台を出すのも出店するのはどうでしょうか?」
2人は目をキラキラをしながら話を聞いてきた。
「王になる俺らにも食べれるのか?」
「そん時は私が腕を振るいましょう。祭りは親睦という名の祭りってことか?」
「はい。お互いの物産が知れますし、どちらかが困った時はもう一国が助ける。逆のパターンでもまた助け合う。それで、いい国に発展なるし喧嘩してまた仲良くなれればいいと考えますが、最初は国民同士を知り合うことからですかな。」
「なるほど、他の国が協力をし合う手をあげることになれば話し合い組むかどうか決めていけばいいのか?」
「はい。税についても議論し合うのもいいでしょう。協力をしてヤイル国とグレイ国のそれぞれの物産品を作り他にも無いものを作らないと他の国には衰えた国に見えてしまい最悪の独立国家になってしまいます。口だけでは政治はダメであり、政治も物産も資金も街行きもいい状態で話し合いに行かなければ行けません。他国の王と話される場合は頭も口も上手くなければなりません。」
「えっ、え〜と、すごいこと言ってるけど大丈夫ですか?」
「そういうことを考えた事ありますか?ないのであれば、個人レッスンしなくてはなりませんね。」
「ねえ、その経験はあるの?」
「答える必要ありません。数ヶ月で叩き込みますので覚悟お願い致します。」
「そういえば、まどか姫が言ってた『スパルタの鬼神』になると言ってたっけ?」
「す、スパルタの鬼神?」
「ああ。怠けたり、あまり無知すぎるとスパルタのダメに出てくる鬼神だと言ってた。」
「まさか、他国の協議とか国の物産とか色々と知らなさすぎたから?」
「ええ。ご理解早くて素晴らしいですわ。ノート、ペンを急いで持ってらっしゃい。戻って寝たら、ペナルティで明日から5倍の責務を課しますわよ。まどかにも手伝って貰いましょうかねぇ。」
「い、今から、急いで持ってきます。」
2人は急いでノートとペンを持ってきて座り莉の勉強が夜明けまで叩き込まれました。
「次回までに忘れたなら、ペナルティですからね。さらなる向上を願ってます。」
「は、はい。努力をしていきます。」
「さあ、はじめましょう。はじめに・・・」
朝まで国のことを勉強をして、国民のために国の発展のだめにどうすればいいのか議論をしてしまった。
「お疲れ様です。今から朝食を作りますので、少し休んで下さい。」
莉は朝食を作り始める2人は莉の料理を作る姿を見てました。
「どうしました?」
「いや、莉が作る料理を見たことがなかったなと思ってな。見ていてもいいですか?」
「ええっと。いいですよ。邪魔なところにいないでくださいね。」
「はい。失礼します。」
莉は朝食を作る姿は素早く無駄のない動き凄いと思った。
アッという間に作り上げてしまった。
「さてと。よそって仕上げに刻んだパセリを少しのせて完成。焼き立てパンも出来てる。」
「すごい。短時間でこんなに作るなんで。」
「一睡もしてないのにすごいパワフルな人だ。」
「すごくないです。夜勤明けには昼飯を作っていたくらいだしな。」
「ええ?一睡もしないでですか?大丈夫なのか?」
「夜勤業務をおこなう人は翌日の9時まで業務を行うんですよ。」
「しかし、ヤイル国に戻ってもやることが多いと聞く。大丈夫なのか?」
「お気遣いありがとうございます。これも業務だと思えばなんの問題ありませんし、山を片付ければしばしの休暇を頂く予定であります。しかも、やらないことが山積みなのは確かなのです。ただ今は、休んでられないだけなのです。」
「国に戻ってから、やることだよな。」
「はい。早く片付けないと国の国民の治安と安心できる良い国にしないといけないのと、王様に忠誠をした者としてそれ相当の期待を応えないと行けない、答えた