2016年2月13日午後6時。

待ち合わせの時間が迫ってきている。

その日、放課後には部活があったが休んだ。部活は勿論大事

だがそれ以上に私には大事な用事があった。

辺りには溶けかけた雪が人の歩くと同時にシャリシャリと音

を立てているそんな中、私は待ち合わせ場所で待った。来て

くれなかったらそれまでだとは分かっているがそんなに心が

愚かな人ではないと信じている。