学校には一番乗りで着いたはずだったのに、
教室に入ると誰かが座っていた。
見覚えのある後ろ姿。
(あっ…)
遥くんだった。
言わなきゃ、おはようって。
緊張して声が出ない。
勇気を振り絞って声を出す。
「お、おはようはるくん」
聞こえたかな。おそるおそるはるくんの方を見ると目が合ってしまった。
どうしよう、この場から逃げ出したい。
固まったままの私。
無視、されちゃうかなって思ったその時だった。
「おはよ、早くね?」
って。
「そうかな」
緊張して上手く喋れなかったけど、話せた。
嬉しくて舞い上がりそうな心を抑えた。
はるくんは部活の集まりで行ってしまった。
教室で1人。余韻に浸る。
徐々にクラスメイトが登校してきた。
そのまま時間が過ぎてゆく。
だけど私の中で時間は止まったまんま。
ずっと遥くんのことを考えてる。
教室に入ると誰かが座っていた。
見覚えのある後ろ姿。
(あっ…)
遥くんだった。
言わなきゃ、おはようって。
緊張して声が出ない。
勇気を振り絞って声を出す。
「お、おはようはるくん」
聞こえたかな。おそるおそるはるくんの方を見ると目が合ってしまった。
どうしよう、この場から逃げ出したい。
固まったままの私。
無視、されちゃうかなって思ったその時だった。
「おはよ、早くね?」
って。
「そうかな」
緊張して上手く喋れなかったけど、話せた。
嬉しくて舞い上がりそうな心を抑えた。
はるくんは部活の集まりで行ってしまった。
教室で1人。余韻に浸る。
徐々にクラスメイトが登校してきた。
そのまま時間が過ぎてゆく。
だけど私の中で時間は止まったまんま。
ずっと遥くんのことを考えてる。