実家から帰ってきて奏汰さんの家の事をやる。

やっぱりお母さんはなんでも知ってる。

母って強いんだなぁ…って思った。

これからはどんな時も笑顔で居てあげよう。

奏汰さんが喜んでくれるから。

そう心がけた。


奏汰さんが帰ってきて「おかえりなさい。」と笑顔で言うと奏汰さんが「今日はとっても機嫌がいいんだね。素敵な笑顔だ。」と言ってくれた。

「あのね、奏汰さん。私、笑顔でいる事にしたの。奏汰さんと幸せでいたいから。」と私が言うと

「笑顔の姫愛は可愛い。でも泣きたい時だってある。無理だけはしない事。わかった?」と奏汰さんが言う。

私は「どんな時も奏汰さんが居てくれるから救われてる。ありがとう奏汰さん。大好き。」と言った。

そして抱き合い、ご飯を食べた。

ゆっくりソファーに座りながら手を繋いでいるのも好きな時間。

毎日が本当に幸せだ。

こんなに気持ちが暖かくなるのは嬉しくてとても心地いい。


ずっと奏汰さんについて行こうと決めた。