奏汰さんにずっと抱きしめてもらっていると安心する。

なぜか奏汰さんを守らないとって思った。

いつも守ってくれているから。

私が幸せにしてあげたくなった。

奏汰さんが困っている時には側に居てあげたい。

奏汰さんがそんなに悩んでたなんて知らなかった自分が恥ずかしい。
これからはもっと話しを聞いてあげないとダメだなぁ。

「奏汰さん。これからはもっと奏汰さんの悩みとか色々聞きたいです。私に出来る事をさせてほしいです。」と奏汰さんに言って手をきつく握った。

「姫愛が居てくれるだけで凄く幸せなんだ。俺の事も話したい時は話すよ。ごめんな。あんまり話したら心配かけると思ったから言えなかった。」

奏汰さんはやっぱり優しいから言えなかったんだ。