それから2人でソファーに座って、奏汰さんは本を読んで私はテレビを観ていた。

奏汰さんは私の肩に頭をのせて甘えてくる。

それにドキドキしながら時々奏汰さんの難しい本を覗き込んでみたけどさっぱりわからなかった。心理学の本なのはわかったけど。

そして何時間か経って奏汰さんが
「そろそろ寝ようか。」と言ってきたので私は頷いた。そして薬を飲んでから奏汰さんの方へ行く。

「ベッドはこっちだよ。」と言って手を引っ張ってきたのでついて行く。

寝室には物が少なく大きなベッドとクローゼットがあった。

「おやすみ。」と言って奏汰さんに優しくキスをされて2人でベッドに寝る。

奏汰さんが手をつないできたので私も握りかえす。

幸せだなぁって思いながら眠りについた。