奏汰さんがもう一度、席を立ってお風呂場へ行く。


そして「お風呂入ってきていいよ。バスタオルも出してあるから。ドライヤーも見える所にあると思う。ゆっくり休んでね。」と言った。

「ありがとう…。」と言って私はお風呂に入った。

奏汰さんと同じシャンプー…。
今日はずっとドキドキしてしまう。

頭で色々と奏汰さんの事を考えてしまってちょっとのぼせてしまった。

私は着替えを忘れてしまった事に気がついてしかたないのでまた同じ服を着る。

そしてリビングへ戻って着替えをとってからまたお風呂場に行ってパジャマに着替える。

リビングへ戻ると奏汰さんが「可愛い。」と一言言って頭を撫でてくれた。

奏汰さんが「じゃあ俺も風呂入ってくるから、適当にくつろいでて。」と言ってお風呂に行ったのでお水をもらってソファーでくつろいでいた。

テレビをゆっくり観ながら時々面白くて笑ったりして本当にくつろいでしまっていた。

奏汰さんはお風呂から出たみたいで、そんな様子の私を見て奏汰さんは嬉しそうに近づいて来て
「姫愛が本当に元気になって良かった。」と言って抱きしめてきた。

「……奏汰さん。」私はドキドキしながら抱かれた。