夕焼けが見えて綺麗だった。

「そろそろ家に帰りましょうか。」

そう言って奏汰さんと車へ戻る。

奏汰さんの家は本当に近くて歩いても来れそうだ。

たまに1人でも来ようと思った。

家に着くと奏汰さんが
「…申し訳ありません。夕食の買い出しもしてませんでした。なので今日は外での食事でも大丈夫ですか?」
と言ってきた。
私は「大丈夫ですよ。お買い物も付き合います。」と言ってまた車へと乗った。

「いつもはこんな事ないんですけどね。姫愛の事を頭の中で色々考え過ぎてしまって忘れてしまいました。好きな食べ物はなんですか?」と奏汰さんが笑顔で運転する。

私は「オムライスが好きです。あと姫愛って呼んでくれて嬉しいです。」と伝えた。

「美味しい洋食屋さんがあるので行きましょうか。お買い物はスーパーに行きましょう。」と言って、奏汰さんが連れて行ってくれた洋食屋さんはとても素敵だった。

私達は席に着いてオムライスとビーフシチューをたのんだ。
「ここのビーフシチューも美味しいんですよ。」と言って奏汰さんが私に1口食べさせてくれた。
とても美味しくて「凄く美味しいですね!私ここのお店好きです。」と私は感動していた。

奏汰さんは、とてもグルメなんだなぁと思いながら凄く美味しいオムライスを食べた。フワフワのトロトロだった。
「デザートもいいですよ?好きなものを食べてください。」と奏汰さんが言ってくれたので「じゃあパフェが食べたいです。」と言ってパフェもたのんだ。

そのパフェもものすごく美味しかった。