部屋に入ろうとした瞬間、声がした。





愛しい声が…
近付くにつれて…



涙が溢れ、その場にうずくまった。





『どしたんだよ?急に、走って…探したよ!』





『うぅ~あぁ~ん』




その優しい言葉を聞き、子供みたいに大声で泣いちゃた……






『泣きたいだけ、泣いていい!何もきにするな…俺はずっと、側にいててやるからさ~』