『俺…
お前らが飲み会の後、二人でどこかへ行くの、見てた…』





目の前の噴水にライトが照され…





若社長の顔が見えた。




切なく…
悲しそうに…






『俺は…
中野には渡さない。』





―――ぎゅ―――