2階から逆さ吊りにし、足の甲から五寸釘をうち、貫通した釘に百目蝋燭を立てたという。 その結果、古高は自白した。 八月十八日の政変で凶を追われた長州人が御所に火を放ち、中川宮を幽閉、松平容保らを殺害し、天皇を連れ去る。 これが企みの全貌だ。