原田とさよは広間の外の縁側で並んで食べた。 その姿に流石の土方も微笑ましく感じた。 全ての掃除が終わる頃には、空が茜色に染まり切っていた。 「今日はありがとな。隊士たちも久々にうまい飯が食えたと喜んでいた。 またいつでも来てくれ。」 「はい。こちらこそありがとうございました。今日はとても楽しかったです。 土方さんもお仕事頑張ってくださいね。」 「おう。」