口々に喜びの声を上げる隊士にさよは笑みをこぼした。



「さよも食え。無くなっちまうぞ。」




「ありがとうございます。」




広間で昼餉を食べている隊士たちを見ていると、原田が自分の分とさよの分を持って来た。