さよは驚いて言葉が出なかった。 「嫌か?」 首を横に振る。 「嬉しいです。」 「俺は新選組十番隊組長だ。いつどこで死ぬか分からねぇ。もちろん死ぬ気はねぇし必ず勝つ。必ずさよのところに戻ってくる。こんなやつでもよければ嫁に来てくれないか?」