「いつかぺしゃんこに潰れそうな店よね・・・。」
古びた扉にはOPENの文字。扉を引くとカランカランとベルが鳴った。
「いらっしゃいませ。」
中に入るとテーブルが3つとカウンターがありお客は誰もいなかった。
「相変わらずお客さんなしか・・・その内潰れるんじゃないの???」
中に入るとまたカランカランとベルが鳴る。中にはカウンターにいる人物以外いないので、余計にベルの音が響いて聞こえた。
「いいんだよ。客はちゃんと来てるよ。昼じゃなく夜にな」
「ふーん。まぁいいけど。ねぇいつもの頂戴」
いつも座っているもはや定位置になるカウンターの席。一番左から3つ目が私の指定席。左側には窓があって、その窓から外を見るのが意外に好きだった。
「いつものね‥。大作家先生がこんなとこに来ていいのかよ。新しい仕事貰うとか言ってなかったか??」
カチャカチャとコーヒーを作る音をたてながら聞いてきた。
「はぁ〜。仕事か・・・」
「何だよ。また行き詰まってんのか・・・。」
「うっさいなぁ〜。」
「いつまでも乙女みたいな事考えてるからダメなんだよ」
「失礼ね!!今でも十分乙女ですっ!!」
「23にもなって言う事じゃねーな。」
「新に関係ないでしょ!!」
「幼なじみがいつまでも夢ばっか見てると心配だろ」
そう、この古びた喫茶店のマスターは私の幼なじみ・・・・名前を木島新(キジマアラタ)と言う。
そして私の初恋の相手だったりする。
古びた扉にはOPENの文字。扉を引くとカランカランとベルが鳴った。
「いらっしゃいませ。」
中に入るとテーブルが3つとカウンターがありお客は誰もいなかった。
「相変わらずお客さんなしか・・・その内潰れるんじゃないの???」
中に入るとまたカランカランとベルが鳴る。中にはカウンターにいる人物以外いないので、余計にベルの音が響いて聞こえた。
「いいんだよ。客はちゃんと来てるよ。昼じゃなく夜にな」
「ふーん。まぁいいけど。ねぇいつもの頂戴」
いつも座っているもはや定位置になるカウンターの席。一番左から3つ目が私の指定席。左側には窓があって、その窓から外を見るのが意外に好きだった。
「いつものね‥。大作家先生がこんなとこに来ていいのかよ。新しい仕事貰うとか言ってなかったか??」
カチャカチャとコーヒーを作る音をたてながら聞いてきた。
「はぁ〜。仕事か・・・」
「何だよ。また行き詰まってんのか・・・。」
「うっさいなぁ〜。」
「いつまでも乙女みたいな事考えてるからダメなんだよ」
「失礼ね!!今でも十分乙女ですっ!!」
「23にもなって言う事じゃねーな。」
「新に関係ないでしょ!!」
「幼なじみがいつまでも夢ばっか見てると心配だろ」
そう、この古びた喫茶店のマスターは私の幼なじみ・・・・名前を木島新(キジマアラタ)と言う。
そして私の初恋の相手だったりする。