7月

私はイジメに

あいました。

ほんの些細な理由だった

ひとりでも大丈夫

べつに寂しくなんかない

私は強がりで

そのくせ臆病だから

なにもしないまま

毎日がすぎていった

でも、それも限界が

きていた。

強がっていても

やっぱりひとりは

寂しくて、つらくて

臆病な私はひとり部屋

で泣くことしか

出来なかった。

そんな私に

ままとぱぱだけが

気付いてくれたんだ

ままは私の話を
聞きながら
泣いてくれたね?

『つらかったね』

って

『よく頑張ったね』

って

ぱぱは、

『無理しなくて
いいんだ。結津が
心から笑えない
学校なら行かなくて
もいいんだょ?』

って..

ままとぱぱは、

一番に私の事を

考えてくれた。

学校に行けなんて

言わなかった。

私は学校をやめました


大好きな家族

私にはままとぱぱ
悠と昂がいれば

それだけで

十分だょ。