次に目覚めると、真っ白な天井が見えた。
天井も壁も真っ白。
ここって保健室じゃないよね?
起き上がろうとしたら、背中に痛みが走って起き上がることができなかった。
いった...!
なんでこんなに背中が痛いの?
というか本当にここはどこ?
寝たまま周りを見渡しても誰もいないし...。
するといきなり扉が開いた。
「亜美!?目を覚ましたの!?」
入ってきたのはまさかのお母さんだった。
私のもとに駆けてきて、ぎゅっと私のことを抱きしめた。
「お、お母さん!?」
全く状況が呑み込めない。
誰か今のこの状況を説明してよ~。
ここはどこなのか、お母さんがなんでここにいて私を抱きしめてるのか。