あーあ、読み終わっちゃった。
私は図書室から借りた本を閉じてため息をついた。
ため息をついたのはこの本がつまらなかったわけじゃない。
さんざん焦らされた後に、王子様の告白が失敗したという結末は、最高のバッドエンドだった。
ただ私は、今日借りたばっかの本がもう読んでしまったことに不満なのだ。
あーもう退屈。本読んじゃったらやることないじゃーん。
私は小さい頃から本を読むのが好きだった。
逆に言えば本以外のものには全く興味がなかった。
(………ここまでしか書かれていません。
キリのいいところまでかけよ私…………。)
「やーいやーい!バーカバーカ!」
何人かの声が聞こえる。
「悪魔〜!」 「きっもちわり〜」
僕はみんなに言った。
「悪魔は褒め言葉だよ」
「はぁ?何言ってんのコイツ」
「人じゃないんだ〜w」
またみんなは口々に僕に向かって言った。
「死神〜!!」
(またしてもここで終わっています………。
正直これの設定覚えてない…………なんか深い意味があったようななかったような………
みたいな感じですハイ。)
「涙がほおを伝った」
という感触を私は味わったことがない。
涙が目の外に出る前に手で拭うから。
泣いているとバレないようにしてるから。
(これは私の涙事情のことを小説っぽく書いたものです。
「涙がほおを伝った」としたら泣いてるとバレるじゃないですか。泣いてるとこ見られたくないじゃないですか。
みたいな感じの私を書きました(と思う))
ある日図書だよりが配られた。
毎月のはじめの日に配られる手紙で、図書委員おすすめの本が書かれている。
「中学生作者が書いた、笑えて感動する物語です。」
私は目を疑った。何回も見直した。
私と同じ中学生が本を出している。
最近ちょうど小説家になりたいと思っていた。
そう思っていたら偶然、中学生が書いたという本があると知らされたのだ。
これを見た時私は、不思議と妬みや苛立ちなどは感じなかった。
ただ純粋に、読んでみたいと思ったのだ。
この人はどんな物語を思いついたのだろう。
この人はどんな言葉を並べているのだろう。
ただただ、そう思ったのだ。
(これは、「小説っぽい日記を毎日つけよう!」と意気込んだ日に書いた第一弾です。
ちなみに第ニ弾は書かれませんでした。
ほんとにこの時小説家になろうと思い始めた時なのでほんとびっくりしました。
タイミングが良すぎてなんか神様が何かを伝えに来たんじゃないかと思うほどでした。
…………「貴方は小説家になりなさい」
なのか、「貴方に小説家は無理よ」
のどっちを伝えたかったのかは分からなかったですがね。)
ずっと悩んでいたことをノートに書いてみた
書いては見て、書いては見て
そう繰り返す度に、だんだんくだらなくなってきた
見る度に、自分が惨めにさえ見えてきた。
全部消しゴムで消そうともした。
でも、まだ消していない。
まだ、あのノートに残っている…………。
(こっからは詩っぽいのを中心に書いていきます。
これは実際に悩みをノートに書き出した時の感想です。ハイ)
「死んじゃえばいいのになぁ」
友達が急にこんなことを呟いた。
「ねぇ、それは誰に向かって言ったのー?」
私は聞いた
すると、友達はこう答えた。
「私に向けて、自分に向けてだよ。
私なんか、死んじゃえばいいのにって
思ったんだよね」
友達は前をぼんやり見つめていたけど、
私の方にゆっくりと振り返った。
「あんたに分かるかなぁ、この気持ち。
伝わるかなぁ、あんたに」
友達は寂しそうな、嬉しそうな、どこか大人びた笑顔で、私に言った。
「うーん………わっかんない!」
私はいつもの笑顔をつくった。
「うん、そっか」友達は下を向いた。
「あんたには分からなくていいよ」
友達はこう呟いた。
また嘘吐いちゃったなぁ〜
(この前野いちごに投稿した「死んじゃえばいいのにな」の原文(?)のようなものです。
前に投稿した時は結構訂正したり背景とかの描写の文を追加したりして変わってると思います。
今原文の方を見ると違和感ありますね。
「私」が何故急に「それは誰に向かって言ったのー?」って聞いたのか謎ですし…………
まぁこの時は思いつくまま殴り書きでしたので、仕方ないですかねハイ)