プルルルルル♪プルルルルルル♪





「何の用だ」







仕方ねえから


いってやるよ


お前らの知らないことを。




これじゃあ自らがレイナを渡すみたいで嫌だけど


レイナの幸せが1番だと


自分に言い聞かせる。





「よく聞け。



一年前のあの日。


レイナの情報をリークしたのはアイリだからな。






自分のプライドにとらわれて



守るべき相手を見誤り取られても騒ぐんじゃねぇぞ。」








これからは遠慮なんてしない。




俺の気持ちで動く。