はぁ…。


ほんと何やってるんだろう。




トウマくんが帰ってきたらまず謝らなきゃ。











ガチャッ。







「お、おかえり」







自分から覇天統の人たちに会いにいったのに


トウマくんに慰めてもらおうなんて抱きついた。





もう帰ってきてくれないかと








「レイナ…」







引き寄せられるかのように

トウマくんの胸に収まる






(ギュッ)





「トウマくん?」








「聞いて欲しいことがある。」







「うん。なに、?」








「好き…。」