「ルナ、重そうだね運ぶよ」
雅くん……いつの間に。
いや、雅くんの愛に比べたら……重くないよ。
「大丈夫………っ、きゃっ」
ああ、私って本当バカ。
やっぱり、無理しなきゃ良かった。
持って貰えば良かった。
階段を、踏み外すとか本当バカ。
落ちちゃう………!!!
ぎゅっ、と目を閉じ衝撃に備えた。
来ない衝撃。
なんで…………?
あれ…………?
私……………雅くんに、お姫様ダッコされてる。
「雅くんっ」
「あぶねーな、ルナ。
だからいったろ?持つって。怪我してねーか?」
あれ??
雅くんって、こんなだっけ?
「ルナが、怪我したら俺がお嫁に貰ってやるよ!!」
ニカッ、と笑う雅くん。
落ちた資料を運ぶ雅くんに、私は背を向け屋上にかけた。
「あれ?ルナ?」
君の声は、もう私には聞こえない。
雅くん……いつの間に。
いや、雅くんの愛に比べたら……重くないよ。
「大丈夫………っ、きゃっ」
ああ、私って本当バカ。
やっぱり、無理しなきゃ良かった。
持って貰えば良かった。
階段を、踏み外すとか本当バカ。
落ちちゃう………!!!
ぎゅっ、と目を閉じ衝撃に備えた。
来ない衝撃。
なんで…………?
あれ…………?
私……………雅くんに、お姫様ダッコされてる。
「雅くんっ」
「あぶねーな、ルナ。
だからいったろ?持つって。怪我してねーか?」
あれ??
雅くんって、こんなだっけ?
「ルナが、怪我したら俺がお嫁に貰ってやるよ!!」
ニカッ、と笑う雅くん。
落ちた資料を運ぶ雅くんに、私は背を向け屋上にかけた。
「あれ?ルナ?」
君の声は、もう私には聞こえない。