「この話を先生にしたら、喜んで承諾して頂きました。
ごめんね、そう言うことだから!!」


「ちょっと、待てよ‼俺は嫌だ!!」


断固反対らしい高城雅。

その後ろで、慧くんはアミちゃんに宥められ不服そうだ。


俺を睨んでる。

「ルナちゃん、ごめんね。彼氏と一緒じゃなくて。
だけど、俺守るよ………君のこと。
だから、心配しないでっ」

少し不安げに見つめるルナちゃんに、キュン、となる。

優しく頭を撫でてやる。

「ちょっと、ルナに触るなよ」

俺の手を強く握る高城雅に、ごめん、と呟き離れた。

「さて、まあ色々決めていこうね!!」

この、委員で少しばかり君に近づけたら、それでいい。
ただ、そう思っていた。