ーーーーーーーーーーーー


"接触したか?
明日、連れて来てくれるよな?"ーーーー


どうして……………。



"なんで、あの子を?"ーーーーーー


知りたくなかった。



"敵対してるチームの姫なんだわ。
出来るよな、ミオ愛してるよ"ーーーー




私が、、裏切ってるって知ればどう思うかな?




"俺が守るからーー"



貴方は、暖かい。
温もりが優しすぎて………暖かくて、一瞬だけ溶かされた心。



だけどそれも、私の肩を組む男を見ては泣きたくなるのを、グッ、と耐えた。


"分かった、明日ね"ーーー。


男は、ニヤリ、と微笑んだ。


傷つけたくない………
大好きになってしまった君達を、裏切りたくない。

だけどーーー


"約束破ったら…………



リオを殺すよ?"ーーーーーー






リオーーーー。




どうか、リオだけは…………。





"分かってる…………だからリオには手を出さないで‼"ーーーー。











お願い………………。












リオを傷つけないで……………。











ーーーーーーーーーーーーーーーーー