「ち、違うんだ。
何を証拠に………」


証拠ならあるさ。


カタンッ。

「君は…………」



「美織ちゃん………っ」



雰囲気が、ルナちゃんに似てる。
美織と、呼ばれた子はポロポロ、と涙を流した。


「美織ね、先生好きだったよ。
だけど先生は、美織を襲った。
先生は、遊びかも知れないけど、本気で大好きだった。

だけど、私だけじゃないんだね。
先生、バイバイ」


インターネットで調べたんだ。
この病院の医師を調べあげたら、彼女のことが出てきた。

二週間前、女子高生が処置室で襲われた事件があった。
彼女は犯人は、見たと言うがずっと言わなかったそうだ。

少しでも、希望を持っていたんだろう。

先生は、自分を好いているとーーーーー。


そして、、あの医師は逮捕された。


泣いてる美織ちゃんが、小さくて寂しそうで心が痛かった。