―――3年前―――
「もしもし、お姉ちゃん?」
病院から電話があった。
おばあちゃんの容態が悪化したってきいて、急いでお姉ちゃんに電話をした。
「ひより?どうしたの」
「あのね、病院から電話があって、おばあちゃんの容態が悪化したって…。今、お母さんとお父さんが病院向かってる。」
「ふーん。だから?」
「えっ…」
目の前が真っ暗になった。
「だから?って…心配じゃないの?!」
「別に。ごめん、今デート中だから切るね。」
「えっ、お姉ちゃ…」
恋をしたら家族の心配しなくなっちゃうのかな?
恋したら私もお姉ちゃんみたいになっちゃうのかな?
そんなの嫌。
だから、この時私は決めたんだ。
私は、恋をしない
「もしもし、お姉ちゃん?」
病院から電話があった。
おばあちゃんの容態が悪化したってきいて、急いでお姉ちゃんに電話をした。
「ひより?どうしたの」
「あのね、病院から電話があって、おばあちゃんの容態が悪化したって…。今、お母さんとお父さんが病院向かってる。」
「ふーん。だから?」
「えっ…」
目の前が真っ暗になった。
「だから?って…心配じゃないの?!」
「別に。ごめん、今デート中だから切るね。」
「えっ、お姉ちゃ…」
恋をしたら家族の心配しなくなっちゃうのかな?
恋したら私もお姉ちゃんみたいになっちゃうのかな?
そんなの嫌。
だから、この時私は決めたんだ。
私は、恋をしない