「う、うんっ」

「ひより、明奈、おっはよー♪」


タイミングいいんだか、悪いんだか。

でも、まなのおかげで空気和んだ気がするよ。


まなは朝から元気で
悩みなんて吹っ飛んじゃうような笑顔をキラッキラさせてる。


「おはよっ!」

「おはよー」


3人で仲良く
マシンガントーク開始☆


話しながらもときどき私を気遣うように見てくる明奈。

途中からきた夢も、なにか気づいてるみたいだった。


気づいてないふりをして
元気なふりをして。

どうせ明奈にはこんな嘘通じてないのにね…

分かってても、弱い自分をまた隠そうとしてる自分がいた