あいにく今は波留多バイク停めに行ってるし。 はあと溜息をつく。 それが気に食わなかったのか、女は近くの下駄箱をガシャンと強く蹴った。 ああ、来た。 私がニヤリと笑う。 「てめえらそこまでにしとけよ」 ほら、私の最強の味方がここにいる。