ずっと2人が話している



私は蚊帳の外



後もう少しで別れ道



もう少しの我慢



と思ってた時



「私羽流くんともう少しお話したいな!」



「良いよね、大谷さん?」



まるで私に拒否権がないかのように質問してきた



私なんて最初から居なければ良かったのに



と言っているように聞こえた



それに対して



「坂本ごめん、ちょっと今日咲羅と用事あって…また今度でい?」



羽流は坂本さんの事を名前呼びしていない



それだけでも嬉しかった



自然と顔がにやけてしまった



坂本さんとはここで別れて羽流と2人きりになってしまった