もう返事をするのも面倒になって黙って先輩の後について行った。

中に入るとたくさんの人が様々なスポーツを楽しんでいた。

私たちもそれなりに楽しんだ。

「んー。ここまで引き分けか」

バスケ 琉生 win
サッカー 琉生 win
卓球 沙羅 win
テニス 沙羅 win

「よし、これで最終対決するか!」

先輩が指差したのはバドミントン。

『先輩これはちょっと…』

そう言おうとしたけれど言えなかった。

先輩の言葉に動揺して。